特許
J-GLOBAL ID:200903015517597972

積層セラミックコンデンサの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須田 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-265091
公開番号(公開出願番号):特開平9-106925
出願日: 1995年10月13日
公開日(公表日): 1997年04月22日
要約:
【要約】【課題】 積層後において内部電極層を形成している部分の厚さが内部電極層を形成していない部分の厚さと同程度になり、積層内部にクラックを生じず、耐湿性に優れ、サーマルショックレベルでの劣化を生じない。【解決手段】 誘電体スラリーで形成された誘電体層11上に導電性ペーストを間隔をあけて印刷して複数の内部電極層12を形成し、前記電極層12の間及び端部に誘電体ペーストを印刷して電極層12の厚みと同程度の厚みを有する厚み調整用誘電体層13を形成する。層12,13の上に上記スラリーによる重ね用誘電体層14を形成する。上記スラリーを誘電体粉末と有機バインダと低沸点の第1溶剤とを混合することにより調製し、上記スラリーに第1溶剤の沸点より高沸点の第2溶剤を加えて混合した後、所定の温度で加熱して誘電体スラリーに含まれる第1溶剤を第2溶剤に置換することにより上記ペーストを調製する。
請求項(抜粋):
誘電体スラリーにより形成された誘電体層(11)上又はベースフィルム上に導電性ペーストを間隔をあけて印刷乾燥して複数の内部電極層(12)を形成する工程と、前記内部電極層(12)を形成した誘電体層(11)上又は前記ベースフィルム上の前記内部電極層(12)の間及び前記内部電極層(12)の端部に誘電体ペーストを印刷乾燥して前記内部電極層(12)の厚みと同程度の厚みを有する厚み調整用誘電体層(13)を形成する工程と、前記厚み調整用誘電体層(13)及び内部電極層(12)の上に前記誘電体スラリーによる重ね用誘電体層(14)を形成する工程とを含む積層セラミックコンデンサの製造方法において、前記誘電体スラリーを誘電体磁器粉末と有機バインダと低沸点の第1有機溶剤とを混合することにより調製し、前記誘電体スラリーに前記第1有機溶剤の沸点より高沸点の第2有機溶剤を加えて混合した後、前記第2有機溶剤の沸点より低い温度で前記誘電体スラリーを加熱して前記誘電体スラリーに含まれる第1有機溶剤を第2有機溶剤に置換することにより前記誘電体ペーストを調製することを特徴とする積層セラミックコンデンサの製造方法。
IPC (3件):
H01G 4/12 364 ,  H01G 4/30 301 ,  H01G 4/30 311
FI (3件):
H01G 4/12 364 ,  H01G 4/30 301 E ,  H01G 4/30 311 F

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