特許
J-GLOBAL ID:200903015528519124

ロケットの段間結合分離装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小塩 豊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-325214
公開番号(公開出願番号):特開平7-172400
出願日: 1993年12月22日
公開日(公表日): 1995年07月11日
要約:
【要約】【目的】 固体推進薬を装填したロケットモータを備えたロケットの段間結合分離装置において、高い信頼性を確保すると共に、構造の簡略化および軽量化を実現する。【構成】 固体推進薬Gを装填したロケットモータMの上端に上段部Hの下端を嵌合して両者間に蓄圧室3を形成し、ロケットモータMと上段部Hとの嵌合による重合部分に連結用ピン4を嵌合して両者を結合し、ロケットモータMの上端にその内部と蓄圧室3を連通させる開口部9を設け、上段部Hに設けた開口部用閉塞体10に、ロケットモータM内と蓄圧室3を連通させる通気孔17と、通気孔17を塞ぐ閉塞用部材18と、閉塞用部材18を通気孔17から離脱させる開放機構としてのホルダ19、ピストン22およびカートリッジ24を設けた。
請求項(抜粋):
固体推進薬を装填したロケットモータとその上側の上段部とを分離可能に結合するロケットの段間結合分離装置において、ロケットモータの外周部上端に、下側を閉塞した上段部の外周部下端を嵌合して、ロケットモータと上段部との間に蓄圧室を形成すると共に、ロケットモータの外周部と上段部の外周部との前記嵌合による重合部分に、前記蓄圧室内の圧力上昇によりロケット外側に離脱する連結用ピンを嵌合して、ロケットモータと上段部とを結合し、ロケットモータの上端に、ロケットモータ内部と蓄圧室とを連通させる開口部を設けると共に、前記開口部を上段部に設けた閉塞体で閉塞し、前記閉塞体に、ロケットモータ内部と蓄圧室を連通させる通気孔と、前記通気孔を塞ぐ閉塞用部材と、前記閉塞用部材を通気孔から離脱させる開放機構を設けたことを特徴とするロケットの段間結合分離装置。

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