特許
J-GLOBAL ID:200903015530383124
編成列車の車体傾斜制御方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-338203
公開番号(公開出願番号):特開平8-175385
出願日: 1994年12月26日
公開日(公表日): 1996年07月09日
要約:
【要約】【目的】 曲線路通過時における超過遠心力を抑制し、乗り心地を向上させるための編成列車での制御装置を簡略化した車体傾斜制御方法を提供する。【構成】 列車の走行地点を検出する検出装置部分を親局1、制御出力を演算する演算装置部分を子局2、各車両の状態を検出する諸センサの検出値の伝達及び車体傾斜装置部分を孫局3とし、一編成中の一車両に設けた親局1で検出した地点データを、一編成中の複数車両おきに配置した子局2に伝送し、各子局2で親局1からの地点データと孫局3からの諸センサの検出値に基づいて、各子局2に属する複数車両への制御出力を演算し、全車両の各台車ごとに配置した孫局3に制御出力を伝達し、この制御出力に基づいて空気ばねに対する給排気弁を開閉し、車体傾斜を行なうことを特徴とする。【効果】 車体傾斜制御装置に要する設備費を低減できる。
請求項(抜粋):
鉄道車両の曲線通過時の超過遠心力による車体床面左右定常加速度を減少させるための車体傾斜制御システムを有する編成列車において、列車の走行地点を検出する検出装置部分を親局、制御出力を演算する演算装置部分を子局、各車両の状態を検出する諸センサの検出値の取り込み及び車体傾斜装置部分を孫局とし、一編成中の一車両に設けた親局で検出した地点データを、一編成中の複数車両おきに配置した子局に伝送し、各子局で親局からの地点データと孫局からの諸センサの検出値に基づいて、各子局に属する複数車両への制御出力を演算し、全車両の各台車ごとに配置した孫局に制御出力を伝達し、この制御出力に基づいて空気ばねに対する給排気弁を開閉し、車体傾斜を行なう編成列車の車体傾斜制御方法。
引用特許:
審査官引用 (4件)
-
特開平1-269666
-
特開昭48-002508
-
特公平3-073511
前のページに戻る