特許
J-GLOBAL ID:200903015539157666

液晶装置および電子機器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 上柳 雅誉 ,  藤綱 英吉 ,  須澤 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-363486
公開番号(公開出願番号):特開2004-078249
出願日: 2003年10月23日
公開日(公表日): 2004年03月11日
要約:
【課題】 表示のにじみ(ボケ)や色づきを低減して表示品質を向上させることができ、鮮明な表示が可能である液晶装置およびその液晶装置を備えた電子機器の提供。【解決手段】 一対の基板17、28と液晶層15と反射層31と指向性前方散乱フィルム18とを具備してなり、フィルム18に対してその一面側に配置した光源Kから光を入射し、フィルム18の他面側に配置した受光部Jにおいて、フィルム18を透過した全透過光のうち、拡散透過光を除いた平行線透過光を観測した際、最小透過率を示す極角θ方向を採光側になるように、最大透過率を示す極角方向を観察方向側になるようにフィルム18を液晶パネル10に配置てなり、さらにこの指向性前方散乱フィルム18は、光源Kからの光を最小透過率を示す極角θと方位角φ方向からフィルム18に入射し、透過した拡散透過光が、L*a*b*表色系で表される色相がb*<0を示すように設定された液晶装置。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
一対の基板と、これらの基板間に挟持された液晶層と、前記一方の基板の液晶層側に設けられた反射層と、前記他方の基板の液晶層側と反対側に設けられた指向性前方散乱フィルムとを具備した液晶パネルを備えてなり、前記指向性前方散乱フィルムに対してその一面側に配置した光源から光を入射し、前記指向性前方散乱フィルムの他面側に配置した受光部において、前記指向性前方散乱フィルムを透過した全透過光のうち、拡散透過光を除いた平行線透過光を観測した際、 前記指向性前方散乱フィルムの法線に対する入射光の入射角度を極角θnと定義し、前記指向性前方散乱フィルムの面内方向の入射光角度を方位角φmと定義し、平行線透過光の最大透過率をTmax(φ1,θ1)と定義し、平行線透過光の最小透過率をTmin(φ2,θ2)と定義した場合、最小透過率を示す極角と方位角の場合の入射光側を前記液晶パネルの採光側になるように、最大透過率を示す極角と方位角の場合の入射光側を前記液晶パネルの観察方向側になるように、前記指向性前方散乱フィルムを前記液晶パネルに配置してなり、 前記指向性前方散乱フィルムは、前記光源からの光を最小透過率を示す極角と方位角方向から前記指向性前方散乱フィルムに入射し、透過した拡散透過光が、L*a*b*表色系で表される色相がb*<0を示すように設定されたことを特徴とする液晶装置。
IPC (1件):
G02F1/1335
FI (3件):
G02F1/1335 ,  G02F1/1335 505 ,  G02F1/1335 520
Fターム (12件):
2H091FA02Y ,  2H091FA08X ,  2H091FA08Z ,  2H091FA14Y ,  2H091FA32X ,  2H091FA32Z ,  2H091GA13 ,  2H091KA10 ,  2H091LA12 ,  2H091LA15 ,  2H091LA18 ,  2H091LA20

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