特許
J-GLOBAL ID:200903015540277357

オレフィン(共)重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 庄子 幸男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-217232
公開番号(公開出願番号):特開平11-060621
出願日: 1997年08月12日
公開日(公表日): 1999年03月02日
要約:
【要約】【課題】 オレフィン(共)重合体のアタクチックポリマーの割合を10%以下の範囲で所望の量に制御できるオレフィン(共)重合体の製造方法を提供する。【解決手段】 下記に示した化合物(A)、(B)、(C)および(D)を主成分とする触媒系を用いて、オレフィンを(共)重合する。ただし、化合物(A)はdl体とmeso体の混合物である。化合物(A):式Q(C5 H4 -m R1m)(C5 H4 -n R2n)MXYで表される遷移金属化合物化合物(B):アルミノキサン化合物(C):微粒子状担体化合物(D):有機アルミニウム化合物
請求項(抜粋):
下記に示した化合物(A)、(B)、(C)および(D)を主成分とする触媒系を用いてオレフィン(共)重合体を製造する方法であって、化合物(A)がdl体とmeso体との混合物からなり、そのdl体とmeso体の比が99.9:0.1ないし50:50の範囲であって、化合物(D)を化合物(A)の遷移金属化合物1モルに対して化合物(D)が1ないし10,000モルの範囲で使用することによって、得られる重合体中に占めるアタクチックポリマーの割合を10%以下で所望の量に調整することを特徴とするオレフィン(共)重合体の製造方法。化合物(A):下記一般式Q(C5 H4 -m R1m)(C5 H4 -n R2n)MXYで表される遷移金属化合物、〔式中、(C5 H4 -m R1m)および(C5 H4 -n R2n)は置換シクロペンタジエニル基を示し、mおよびnは1ないし3の整数である。R1 およびR2 は、炭素数1ないし20の炭化水素基、ケイ素含有炭化水素基、またはシクロペンタジエニル環上の2個の炭素原子と結合して炭化水素で置換されていてもよい1つ以上の炭化水素環を形成している炭化水素基であって、同一または異なっていてもよいが、R1 およびR2 のシクロペンタジエニル環上の位置および種類は、Mを含む対称面が存在しない位置をとるものとする。また、少なくとも片方のシクロペンタジエニル環にはQに結合している炭素の隣の少なくとも片方の炭素にはR1 若しくはR2 が存在するものとする。Qは(C5 H4 -m R1m)および(C5 H4 -n R2n)を架橋するいずれも2価の、炭化水素基、非置換シリレン基、または炭化水素置換シリレン基である。Mはチタン、ジルコニウムまたはハフニウムである遷移金属を示し、XおよびYは同一または異なっていてもよく、水素、ハロゲンまたは炭化水素基を示す。〕である。化合物(B):アルミノキサン化合物(C):微粒子状担体化合物(D):有機アルミニウム化合物
IPC (4件):
C08F 4/642 ,  C08F 10/00 ,  C08F 10/06 ,  C08F297/08
FI (4件):
C08F 4/642 ,  C08F 10/00 ,  C08F 10/06 ,  C08F297/08

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