特許
J-GLOBAL ID:200903015544289724

エンジンの点火時期制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-310725
公開番号(公開出願番号):特開平6-159209
出願日: 1992年11月20日
公開日(公表日): 1994年06月07日
要約:
【要約】【目的】エンジンの低回転高負荷の運転域において異常燃焼を確実に防止しながら、他の運転域において高いエンジントルクを得ることができるようにする。【構成】低回転高負荷運転域において、エンジン回転数とエンジン負荷とに基づき、異常燃焼進角値を目標進角値として求める異常燃焼進角値演算手段15と、他の運転域において、エンジン回転数とエンジン負荷とに基づき、ベストトルク進角値を目標進角値として求めるベストトルク進角値演算手段16とを設け、エンジン温度、吸気温に基づいて上記異常燃焼進角値及びベストトルク進角値を異なる基準で別個独立に補正するようにする。
請求項(抜粋):
エンジンの点火時期を調節する点火時期調節手段と、エンジン回転数を検出する回転数検出手段と、エンジン負荷を検出する負荷検出手段と、エンジン温度を検出するエンジン温度検出手段と、上記回転数検出手段、負荷検出手段及びエンジン温度検出手段の各検出信号に基づいて目標進角値を設定し、上記点火時期調節手段を点火時期が当該目標進角値になるように制御する点火時期制御手段とを備えていて、上記点火時期制御手段の目標進角値設定手段が、エンジンの低回転高負荷の運転域において、上記回転数検出手段によって検出されたエンジン回転数と上記負荷検出手段によって検出されたエンジン負荷とに基づき、エンジンに異常燃焼が発生しない進角値を目標進角値として求める異常燃焼進角値演算手段と、エンジンの上記低回転高負荷運転域を除く他の運転域において、上記回転数検出手段によって検出されたエンジン回転数と上記負荷検出手段によって検出されたエンジン負荷とに基づき、エンジンが略最大の出力を発生する進角値を目標進角値として求めるベストトルク進角値演算手段と、上記エンジン温度検出手段によって検出されたエンジン温度に基づき、所定の高温度域において上記異常燃焼進角値演算手段によって求められた目標進角値をエンジン温度が高くなるほど大きく遅角するように補正する高温時補正手段とを備えてなることを特徴とするエンジンの点火時期制御装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-241980

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