特許
J-GLOBAL ID:200903015545312967

二成分系現像剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-210881
公開番号(公開出願番号):特開平8-076464
出願日: 1994年09月05日
公開日(公表日): 1996年03月22日
要約:
【要約】【構成】 トナーとキャリアとを含む二成分系現像剤。このトナーはトナー粒子を含み、トナー粒子は定着用樹脂、および所定の割合で磁性粉末を含有し、定着用樹脂は少なくとも一種のスチレン-アクリル系重合体を含む組成物でなり、該少なくとも一種のスチレン-アクリル系重合体は、アニオン性極性基、側鎖に炭素数12以上のアルキル基を有する成分、およびグラフト化ワックス成分をそれぞれ独立してまたは組み合わせて有し、そして所定の分子量および酸価を有する。キャリアの粒子は、所定の磁性材料でなるコア粒子と該コア粒子を被覆する被覆層とを有し、被覆層は所定の分子量を有するアルキル化メラミン樹脂とアクリル変性シリコーン樹脂とを含有する樹脂組成物でなる。【効果】 帯電制御剤を全く含有せず、トナー飛散がなく、帯電性(特に高湿時)転写効率に優れる。また、必要とされる濃度の複写画像が長時間、安定して得られ、耐オフセット性、定着性、耐スペント性、トナー製造時の粉砕性、および転写像の定着性に優れた現像剤が提供される。
請求項(抜粋):
トナーとキャリアとを含む二成分系現像剤であって、該トナーがトナー粒子を含み、該トナー粒子が、定着用樹脂、および該樹脂中に分散された磁性粉末を含有し、該定着用樹脂が、少なくとも一種のスチレン-アクリル系重合体を含む組成物でなり、該少なくとも一種のスチレン-アクリル系重合体が、アニオン性極性基、側鎖に炭素数12以上のアルキル基を有する成分、およびグラフト化ワックス成分をそれぞれ独立してまたは組み合わせて有し、該スチレン-アクリル系重合体が以下の条件を満たし、(a)該重合体の分子量のピークが4,000〜30,000であり、(b)該重合体の重量平均分子量が7万〜20万であり、(c)該重合体の酸価が4〜20であり、該磁性粉末が、該定着用樹脂100重量部に対して0.1から5重量部の割合で該トナー粒子中に含有され、該キャリアの粒子が、コア粒子と該コア粒子を被覆する被覆層とを有し、該コア粒子が、次式(A)で示される磁性材料でなり:MOFe2O3 (A)ここでMはCu、Zn、Fe、Ba、Ni、Mg、Mn、AlおよびCoでなる群から選択される少なくとも1種の金属である、該被覆層がアルキル化メラミン樹脂とアクリル変性シリコーン樹脂とを含有する樹脂組成物でなり、そして該アルキル化メラミン樹脂の重量平均分子量Mが以下の式(B)で表される、二成分系現像剤:M≧1100C-400 (B)ここでCは該アルキル化メラミン樹脂のアルキル基中の炭素数を表す。
IPC (5件):
G03G 9/087 ,  G03G 9/08 311 ,  G03G 9/08 ,  G03G 9/107 ,  G03G 9/113
FI (5件):
G03G 9/08 325 ,  G03G 9/08 365 ,  G03G 9/10 321 ,  G03G 9/10 351 ,  G03G 9/10 352

前のページに戻る