特許
J-GLOBAL ID:200903015556570232

動翼のエロージョン防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂間 暁 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-015778
公開番号(公開出願番号):特開平8-210105
出願日: 1995年02月02日
公開日(公表日): 1996年08月20日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 蒸気タービン等の動翼エロージョン防止装置に関し、静翼表面の水滴を捕集する静翼表面に設けた溝に充分サクションが働かせ、水滴の排出が充分であり、又静翼の強度に劣化をきたさない装置を提供する。【構成】 動翼1に前置した静翼2の外周側から半径方向に、連続して設けたスリット6、スリットに沿って、静翼内に穿設したドレン排出孔8、スリットの内周端と連通して、スリットの延長線上内周側に設けた溝7、及び静翼外輪3の半径方向に穿設し、ドレン排出孔と連通したドレン孔9とからなる。これにより、スリットの他、比較的静翼の内周側に配設した溝にも、充分吸引力を発生でき、静翼表面から捕集した水滴を効率良く静主流通路から排出できる。又、ドレン排出孔が、形状が比較的単純な静翼外周側のスリットの内方にのみ設けるので、ドレン排出孔設置に伴う、余肉の確保が容易となり、静翼の強度低下をきたさない。
請求項(抜粋):
気液二相流媒体中で作動する動翼に発生する、エロージョンを防止するための動翼のエロージョン防止装置において、前記動翼の上流側に設置される静翼の外周側表面に開口させ、半径方向に連続して設けたスリットと、前記スリットの内周端と連通させて前記静翼の表面に凹設され、前記スリットの内周側に配置した溝と、前記スリットの底部と連通させ、前記スリットの内方に穿設したドレン排出孔と、静翼外輪の半径方向に穿設され、前記ドレン排出孔に連通したドレン孔を設けたことを特徴とする動翼のエロージョン防止装置。
IPC (2件):
F01D 9/02 103 ,  F01D 9/04
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平4-255503
  • 特開昭63-117104
  • 特開昭58-176404
全件表示

前のページに戻る