特許
J-GLOBAL ID:200903015557629389

酸化物系介在物が少ない高清浄度鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小倉 亘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-004632
公開番号(公開出願番号):特開平7-207329
出願日: 1994年01月20日
公開日(公表日): 1995年08月08日
要約:
【要約】【目的】 脱酸反応によって生じる酸化物系介在物が極めて少ない極低酸素の高清浄度鋼を得る。【構成】 減圧処理により溶鋼1を脱ガスする際、取鍋内の溶鋼1にMg系脱酸剤7を添加し、脱酸生成物MgOを溶鋼1と共に取鍋2から真空容器3に上昇させる。MgOは、真空容器3内で鋼中炭素[C]と反応し、反応生成物COと共にMgガスとして系外に放出される。Mg系脱酸剤は、ワイヤ又は粉末状の合金として、好ましくは上昇管4の下方で溶けるように添加される。取鍋2に収容されている溶鋼1の酸素濃度[O]を測定しながら、[O]に見合った量のMg系脱酸剤7を添加してもよい。【効果】 脱酸生成物MgOが鋼中に残留することがないので、極めて清浄度の高い溶鋼に精製される。
請求項(抜粋):
減圧処理により溶鋼を脱ガスする際、取鍋内の溶鋼にMg系脱酸剤を添加し、脱酸生成物MgOを溶鋼と共に取鍋から真空容器に上昇させ、真空容器内で脱酸生成物MgOを鋼中炭素[C]と反応させ、反応生成物であるCO及びMgガスを系外に気化分離する高清浄度鋼の製造方法。
IPC (3件):
C21C 7/10 ,  C21C 7/06 ,  C21C 7/068

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