特許
J-GLOBAL ID:200903015559481451
生体膜素子およびその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
,
代理人 (3件):
三好 秀和
, 伊藤 正和
, 原 裕子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-261324
公開番号(公開出願番号):特開2008-039758
出願日: 2006年09月26日
公開日(公表日): 2008年02月21日
要約:
【課題】本発明は幾何学的表面微細構造が形成された基底基板を利用した脂質二分子膜のうちの特定脂質領域の成長及び分布を調節する方法、前記方法によって調節できる脂質二分子膜を有する生体膜素子の製造方法、及びこれによって製造された生体膜素子に関する。【解決手段】基底基板上に形成された幾何学的微細構造によって、脂質二分子膜に弾性自由エネルギーが誘導され、これによって、脂質二分子膜のうちの局所的部位での特定脂質領域の成長誘導、成長抑制または分布の調節が可能となる。 本発明によって形成された特定脂質領域の一つである脂質ラフトは、病気誘発及び生体信号伝達に重要な役割を果たす生体細胞膜の特定脂質領域として、本発明の生体膜素子は生体内と類似する環境での膜蛋白質の研究を可能にして、膜蛋白質の研究自体はもちろん、これにより生体信号伝達の研究に非常に有効に用いることができる。【選択図】図7
請求項(抜粋):
(i)基底基板に幾何学的表面微細構造を形成させる段階;及び
(ii)前記基底基板の幾何学的表面微細構造上に、特定脂質領域を有する脂質二分子膜を形成する段階を含み、前記特定脂質領域は前記幾何学的表面微細構造によって、成長及び分布の調節ができることを特徴とする生体膜素子の製造方法。
IPC (4件):
G01N 33/544
, B01J 19/00
, B05D 1/20
, B32B 9/00
FI (4件):
G01N33/544 Z
, B01J19/00 K
, B05D1/20
, B32B9/00 Z
Fターム (49件):
4D075AB24
, 4D075BB05X
, 4D075BB44X
, 4D075BB66X
, 4D075BB85X
, 4D075DA06
, 4D075DB11
, 4D075DB13
, 4D075DB14
, 4D075DB31
, 4D075DB54
, 4D075DC30
, 4D075EB07
, 4D075EB49
, 4F100AA20A
, 4F100AA32A
, 4F100AC05A
, 4F100AD11A
, 4F100AG00A
, 4F100AJ01B
, 4F100AK01A
, 4F100AK52A
, 4F100BA02
, 4F100EH66A
, 4F100EJ15A
, 4F100EJ39A
, 4F100EJ52A
, 4F100GB66
, 4G075AA24
, 4G075AA41
, 4G075BA04
, 4G075BC01
, 4G075BC06
, 4G075BC07
, 4G075BC10
, 4G075BD11
, 4G075BD16
, 4G075CA01
, 4G075CA32
, 4G075DA02
, 4G075DA13
, 4G075EE12
, 4G075FA05
, 4G075FA12
, 4G075FB01
, 4G075FB03
, 4G075FB06
, 4G075FB11
, 4G075FB12
引用特許:
出願人引用 (3件)
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逆相(reverse-phase)気化小胞(REV)、米国特許第4、235、871号明細書
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安定な多層ラメラ小胞(SPLV)、Lenk et al.、Stable Plurilamellar Vesicles、Their Preparation and Use.、米国特許第4、522、803号明細書
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大きい多層ラメラ小胞、Cullis et al.、Extrusion Technique for Producing Unilamellar Vesicle.、国際公開WO87/00238号パンフレット
引用文献:
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