特許
J-GLOBAL ID:200903015560245281

クロマト分離方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸田 正行 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-150220
公開番号(公開出願番号):特開平11-344481
出願日: 1998年05月29日
公開日(公表日): 1999年12月14日
要約:
【要約】【課題】 分離性能の高い擬似移動層式の運転ができるクロマト分離方法を提供する。【解決手段】 単位充填層1〜4を無端直列に連結したクロマト分離装置の循環系に親和力がC>B>Aの成分を含む原液fと溶離液Dを供給し、各成分に富む画分を抜出す操作を、工程(1:A抜き(?A)-循環(?C)-原液供給及びB抜き(?@)-循環(?C)-C抜き(?B))、及びこれに続く3回の工程(2:A抜き(?A)-循環(?C)-C抜き(?B))を繰り返し、各工程終了毎に液の供給,抜き出し位置を循環系下流側に切り換える。?@:循環系を遮断し、該遮断位置の下流単位充填層に原液fを供給しかつ循環系に溶離液Dを供給しながら、遮断位置の上流からB成分画分を全量抜き出す?A:循環系に溶離液Dを供給しながら、A画分を含む液の一部を抜き出す?B:循環系に溶離液Dを供給しながら、C画分を含む液の一部を抜き出す?C:循環系に液の供給,抜き出しをせずに系内で流体を循環させる。
請求項(抜粋):
内部に充填剤が充填された複数の単位充填層を直列に連結しさらに前端と後端を流体通路で連結して流体が流れる循環系の流体通路を形成したクロマト分離装置を用い、充填剤に対する親和力が弱いA成分、親和力が中位のB成分及び親和力が強いC成分に分類される少なくとも3成分を含む原料流体fを所定の位置から上記循環系に供給する原料流体供給操作、溶離流体を所定の位置から上記循環系に供給する溶離流体供給操作、上記循環系内の流体の流れで親和力の差により流れ方向に分かれるA成分に富む流体画分、B成分に富む流体画分及びC成分に富む流体画分を各所定の流体抜出位置から該循環系外に抜き出す各画分の流体抜出操作、のそれぞれの各単位操作を下記工程(1)及び工程(2)のように含み、かつ下記工程(1)及び複数回繰返される工程(2)の各工程終了毎に上記流体の供給,抜き出しの位置を循環系下流側の単位充填層に切り換えることを特徴とするクロマト分離方法(1)少なくとも下記?@の操作を含むと共に下記?A及び/又は?Bの操作を含み、かつ必要に応じて下記?Cの操作を含む工程(2) 少なくとも下記?A及び?Bの操作を含み、かつ必要に応じて下記?Cの操作を含む工程?@: 循環系の流体通路を所定位置で遮断すると共に、この遮断位置の下流に隣接した単位充填層に原料流体fを供給しかつ他の所定位置の単位充填層に溶離流体Dを供給しながら、上記遮断位置の上流に隣接ないし複数個上流位置の単位充填層からB成分に富む流体画分を全量抜き出す操作?A: 所定位置の単位充填層に溶離流体Dを供給しながら、他の所定位置の単位充填層から循環系内で循環する流体中のA成分に富む画分の一部を抜き出す操作?B: 所定位置の単位充填層に溶離流体Dを供給しながら、所定位置の単位充填層から循環系内で循環する流体中のC成分に富む画分の一部を抜き出す操作?C: 循環系に対して流体の供給と抜き出しを行うことなく、循環系内で流体を循環させる操作。
IPC (3件):
G01N 30/46 ,  B01D 15/08 ,  G01N 30/88
FI (3件):
G01N 30/46 A ,  B01D 15/08 ,  G01N 30/88 N

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