特許
J-GLOBAL ID:200903015560383021

インバータ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-210492
公開番号(公開出願番号):特開平6-062580
出願日: 1992年08月06日
公開日(公表日): 1994年03月04日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】インバータのスイッチ素子の短絡を防止するデッドタイムによる電圧歪みを出力電流指令値に基づいた補償電圧によって補償する際に、電流指令値が零付近では補償電圧を零あるいは零に近い値にする期間を設けたパターンを用いることにより、電動機のトルクリプルを抑制する。【構成】制御装置100は、インバータの出力電流指令信号を出力する目標指令器1と、該電流指令信号を取り込み、この電流指令信号に応じて電圧指令信号を生成して出力する電圧指令演算部2と、電流指令信号を取り込み、インバータのスイッチ素子の短絡を防止するデッドタイムによる電圧降下を補償するための補償電圧信号を生成して、この補償電圧信号を電圧指令信号に加算して、PWM制御回路9に送るデッドタイム補償器8とを備える。デッドタイム補償器8は、交流電流が零付近となる位相期間には該相の補償電圧を実質的に零にする波形を有する補償電圧信号を生成する補償電圧演算部7を有する。
請求項(抜粋):
制御信号に応じてオン、オフが制御されるスイッチング素子を有するインバータと、前記インバータの出力電圧を制御するPWM制御回路と、電圧指令信号を生成して、前記PWM制御回路に送る制御装置とを備えて構成されるインバータ装置において、制御装置は、前記インバータの出力電流指令信号を出力する目標指令器と、該電流指令信号を取り込み、この電流指令信号に応じて電圧指令信号を生成して出力する電圧指令演算部と、前記電流指令信号を取り込み、前記インバータのスイッチ素子の短絡を防止するデッドタイムによる電圧降下を補償するための補償電圧信号を生成して、この補償電圧信号を前記電圧指令信号に加算して、PWM制御回路に送るデッドタイム補償器とを備え、前記デッドタイム補償器は、交流電流が零付近となる位相期間には該相の補償電圧を実質的に零にする波形を有する補償電圧信号を生成する補償電圧演算部を有することを特徴とするインバータ装置。
IPC (2件):
H02M 7/48 ,  H02M 7/537

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