特許
J-GLOBAL ID:200903015564314180

列車運転阻害状況監視装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-291470
公開番号(公開出願番号):特開平5-124513
出願日: 1991年11月07日
公開日(公表日): 1993年05月21日
要約:
【要約】【目的】 プラットホーム等で転落事故などが発生した場合に、速やかにこの事故発生を検知して列車がホームに進入するのを阻止し、列車事故を未然に防止する。【構成】 プラットホーム1からの転落事故等が発生すると、障害物検出手段3がこの事故発生を検出し、情報信号出力手段4は、事故についての情報を出力する。進行車両判別手段26は車両16が通過したときに、この車両が高速車両であるか低速車両であるかを判別し、信号経路切換手段5に判別信号を出力する。いま、高速車であったとすると、接点はa側に切換り、情報信号は高速車用信号送出手段6Aから送出される。車両16の情報処理手段17はこれを受信して情報内容の表示を行うと共に、一定速度までの減速制御を行なう。信号経路切換手段5の接点は一定時間経過後b側に復帰し、今度は低速車用信号送出手段6Bから情報信号が送出されるが、車両16は既に減速している。その後車両16はさらに減速し、プラットホーム進入前で停止する。
請求項(抜粋):
車両の運転を阻害する軌道上の障害物の存在を検出するため所定個所に設置された障害物検出手段と、前記障害物検出手段が前記障害物の存在を検出したときに、この障害物に関する情報を出力する情報信号出力手段と、前記障害物検出手段の設置位置から所定距離だけ離れた位置に設置され、該障害物検出手段側に向かって進行する車両が通過したときに、この車両が高速車両であるか低速車両であるかを判別する進行車両判別手段と、前記進行車両判別手段から車両進行方向側へ離れた位置に設置された高速車用信号送出手段と、前記高速車用信号送出手段からさらに車両進行方向側へ離れた位置に設置されている低速車用信号送出手段と、前記進行車両判別手段からの判別信号に基いて、前記情報信号出力手段から出力される情報信号を、前記高速車用信号送出手段または前記低速車用信号送出手段のいずれかに導き、且つ該情報信号を最初に該高速車用信号送出手段側に導いた場合は、一定時間経過後に該低速車用信号送出手段側へ導く信号経路切換手段と、前記車両内に設置され、該車両が前記進行車両判別手段を通過した後は、これらのいずれかから前記情報信号を受信して、その情報内容を表示すると共に、該車両の走行について所定の制御を行なう情報処理手段と、を備えた列車運転阻害状況監視装置。
IPC (2件):
B61L 23/00 ,  H04N 7/18

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