特許
J-GLOBAL ID:200903015570985151

エアバッグ用ガス発生器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梶 良之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-248401
公開番号(公開出願番号):特開平9-066795
出願日: 1995年08月31日
公開日(公表日): 1997年03月11日
要約:
【要約】【課題】 クーラント・フィルタ効果に優れ小型化・軽量化に寄与することのできるガス発生器を提供する。【解決手段】 燃焼室Gの開口部8aの開口径より小径の貫通孔22aが複数形成された筒状の仕切部材22を、境界壁部材8から半径外側方向へ離して同心状に配置すると共に、その筒状仕切部材22の軸方向の両端面をそれぞれ、フィルタ室Fの天井面及び床面に密着するように取付け、燃焼室Gから出るガスを一旦等圧状態にして、フィルタ28,30の全面からガスが均等なガス流となって通過できるようにしてフィルタ28,30のほぼ全体がガス冷却・スラグ捕集作用に関与できる構成とした。
請求項(抜粋):
内側円筒壁(15)と外側円筒壁(16)と内外円筒壁(15,16)間及び内側円筒壁(15)内に延在する上蓋(6)とを有する上容器(2)と、内側円筒壁(10)と外側円筒壁(11)と少なくとも内外円筒壁(10,11)間に延在する下蓋(7)とを有する下容器(3)とを、各内側円筒壁(15,10)の先端同士及び各外側円筒壁(16,11)の先端同士の2か所を突き合わせて摩擦溶接して中央空間(5)及び同心の環状空間(4)を画成し、中央空間(5)は、スクイブ(17)と着火剤(18)からなる点火室とし、環状空間(4)は、中央空間(5)側から半径方向外側に向けて順にガス発生剤(9)が収納される燃焼室G,境界壁部材(8),燃焼ガスの冷却・スラグ捕集を行うフィルタ室Fとし、各室を連通する開口(15a,8a,16a)のうち、少なくとも燃焼室G及びフィルタ室Fの開口(8a,16a)をそれぞれ軸方向に沿って離れるように配設したエアバッグ用ガス発生器において、前記燃焼室Gの開口(8a)の開口径より小径の貫通孔(22a)が複数形成された筒状の仕切部材(22)を、前記境界壁部材(8)から半径外側方向へ離して同心状に配置すると共に、その筒状仕切部材(22)の軸方向の両端面をそれぞれ、フィルタ室Fの天井面及び床面に密着するように取付けたことを特徴とするエアバッグ用ガス発生器。

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