特許
J-GLOBAL ID:200903015579680914

電気コネクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-306238
公開番号(公開出願番号):特開平8-162216
出願日: 1994年12月09日
公開日(公表日): 1996年06月21日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 電気コネクタ20は、子基板を母基板に接続するために使用され、絶縁ハウジング21には、接続された子基板をラッチするためのラッチレバー22が設けられ、これには、ラッチ部23と相対摺動起動突起部22Aとが設けられ、さらに、絶縁ハウジング21には、相対摺動起動突起部22Aに対向して保護部が設けられており、接続されラッチ状態にある子基板に対して過大な前方回動力が掛かったときには、ラッチレバー22の前方への弾性偏移によって相対摺動起動部が保護部に当接しラッチレバー22が外側へ若干開かれ、子基板の側縁がそのラッチ部を乗り越えうるようにされている。【効果】 接続された子基板に過大な外力がかかるときには、ラッチが自動的に解かれるので、ラッチ部の破損、子基板の側縁の破損、またはラッチレバー自身の破損が生ずる恐れはない。
請求項(抜粋):
エッジ部に複数のパッドを配列した子基板を、母基板に対して接続するための電気コネクタにおいて、母基板上に載置される絶縁ハウジングと、該絶縁ハウジングに配設された複数の接触端子とを備えており、前記絶縁ハウジングには、子基板の前記エッジ部を前方斜め方向から受け入れて該エッジ部を中心とした該子基板の前記母基板に対する接続位置への後方回動を許す開口部が設けられており、前記接触端子は、前記開口部内において該開口部の延長方向にそって配列されており、前記絶縁ハウジングの前記開口部の両端近傍外側の位置には、立設するようにしてラッチレバーが設けられており、該ラッチレバーの上部には、ラッチ部と、相対摺動起動部とが設けられており、さらに、前記絶縁ハウジングには、前記各ラッチレバーの前記相対摺動起動部の前方に所定の間隔を置いた位置に保護部が設けられており、該ラッチ部の前面は、前記子基板の前記エッジ部を前記絶縁ハウジングの前記開口部に対して前方斜め方向から挿入して、該子基板をその挿入されたエッジ部を中心として後方へ回動させるようにするときに、該子基板の各側縁によって係合されてそのラッチレバーが外側へ開くようにして該側縁がそのラッチ部を乗り越えうるようにする形状とされており、前記ラッチ部の後面は、前記子基板が接続されている状態において、該子基板の前記対応する側縁の前面を押さえてその接続状態をラッチするが、該子基板に過大な前方回動力が掛かったときには、前記ラッチレバーの前方への弾性偏移によって前記相対摺動起動部が前記保護部に当接することにより該ラッチレバーが外側へ若干開かれるとき、該側縁がそのラッチ部を乗り越えうるようにする形状とされていることを特徴とする電気コネクタ。
IPC (3件):
H01R 13/639 ,  H01R 23/00 ,  H01R 23/68 301

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