特許
J-GLOBAL ID:200903015582715303

固体電解質型燃料電池の起動・停止及び運転あるいは待機状態での高温保持方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 弘男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-197157
公開番号(公開出願番号):特開平11-040181
出願日: 1997年07月23日
公開日(公表日): 1999年02月12日
要約:
【要約】【課題】 ランタンクロマイトの還元膨張に起因する発電時の性能低下が起こらず、かつランタンクロマイトの破壊が起こらないように固体電解質型燃料電池を運転する方法、特に固体電解質型燃料電池の起動・停止及び運転あるいは待機状態での高温保持方法を提供すること。【解決手段】 固体電解質型燃料電池の昇温時及び/または降温時及び/または運転あるいは待機状態の高温保持時において、燃料極5が酸化しない酸素分圧からランタンクロマイトの還元膨張率が0.1%以下となるような酸素分圧の範囲に制御したガスを燃料極5側へ供給する。または、燃料極5側へ供給する雰囲気ガスにおいて、還元膨張率が0.1%以下となるようにランタンクロマイトの組成を決定する。
請求項(抜粋):
固体電解質型燃料電池の昇温時及び/または降温時及び/または運転あるいは待機状態の高温保持時において、燃料極が酸化しない酸素分圧からランタンクロマイトの還元膨張率が0.1%以下となるような酸素分圧の範囲に制御したガスを燃料極側へ供給することを特徴とする固体電解質型燃料電池の運転方法。ここで、還元膨張率とは作動温度における酸化剤側でのランタンクロマイトの熱膨張率をLoxとし、作動温度における燃料ガス側でのランタンクロマイトの熱膨張率をLred とすれば、(Lred -Lox)/(1+Lox)で定義される。
IPC (2件):
H01M 8/04 ,  H01M 8/02
FI (4件):
H01M 8/04 X ,  H01M 8/04 J ,  H01M 8/04 Y ,  H01M 8/02 B

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