特許
J-GLOBAL ID:200903015585726632

流体軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-145361
公開番号(公開出願番号):特開平11-336749
出願日: 1998年05月27日
公開日(公表日): 1999年12月07日
要約:
【要約】【課題】 潤滑剤の流出が完全に阻止できる信頼性が高い流体軸受の構成を得る。【解決手段】 一端を下ケース1に固定され他端側近傍にフランジ部材4と上軸部2Aを有する固定軸2に回転自在に設けられたスリーブ10と、フランジ部材4の上部軸2A側の平面と上軸部2Aの外周面に当接する内径部を有するスラスト板7とを有し、固定軸2とスリーブの対向面にはラジアル動圧溝3A,3Bと、フラン部材4とスラスト板7の対向面には外側スラスト動圧溝5とを有し、フランジ4の下面からその外周面に連通する第1の穴と、スラスト板の内周面からその下面に連通する第2の穴を有する事により潤滑剤11の流出を完全に防止し、信頼性が高い流体軸受装置の構成を得る。
請求項(抜粋):
一端を下ケースに固定され、他端側近傍にフランジ部材とそのフランジ部材の下ケースとは反対側の面に上軸部を有する固定軸を有し、この固定軸の略中央部に回転自在に設けられ軸受穴を有するスリーブと、前記フランジ部材の前記上軸部側の平面と当接する面と前記上軸部の外周面に当接する内周面とを有するスラスト板を前記スリーブに固定し、前記固定軸の外周面と前記スリーブの内周面の相互の対向面の少なくともいずれか一方にはラジアル動圧溝と、前記フランジ部材とスラスト板の相互の対向面の少なくともいずれか一方には外側スラスト動圧溝を有し、前記ラジアル動圧溝と外側スラスト動圧溝は潤滑剤で満たされ、前記フランジ部材の前記下ケース側の面から、前記フランジ部材の中を通って前記フランジ部材の外周に連通する第1の穴と、前記スラスト板の内径部から、前記スラスト板の内部を通って前記フランジ部材側の面に連通する第2の穴を有する流体軸受装置。

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