特許

J-GLOBAL ID：200903015589869063

高強度、高延性、高疲労強度を有するα+β型チタン合金の製造方法およびその製造装置

発明者： 藤井 秀樹 ,  小池 淳一 ,  藤永 保夫
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 田村 弘明 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-237488
公開番号（公開出願番号）：特開2001-059148
出願日： 1999年08月24日
公開日（公表日）： 2001年03月06日
要約：

【要約】【課題】 高い強度、延性、疲労強度を有し、変形や割れなどの欠陥がなく信頼性の高いα+β型チタン合金を、従来より安価な製造コストで製造する方法及びそれに使用する装置を提供する。【解決手段】 α+β型チタン合金を、100MPa以上、好ましくは300MPa以上の圧力を付与しながら、当該合金のβ変態点-200°C以上の温度に加圧・加熱する加圧熱処理を行い、次いで圧力を保ったまま 600°C以下の温度まで10°C/ 分以上の冷却速度で冷却し、更に 400°C〜 600°Cの温度域に1時間以上保持する時効処理を行う。或いは加圧熱処理後、 300°C以下まで冷却し、塑性加工を施し、更に時効処理を行う製造方法。また、高圧容器内部に2以上の独立した加熱装置と処理物を移動させるための可動台を具備し、或いは更に加熱装置間に断熱壁を具備するHIP装置。

請求項（抜粋）：

α+β型チタン合金を、100MPa以上の圧力を付与しながらβ変態点-200°C以上の温度に加圧・加熱する加圧熱処理を行い、次いで圧力を100MPa以上に保ったまま、600°C以下の温度まで10°C/分以上の冷却速度で冷却し、さらに400°C〜600°Cの温度で1時間以上保持する時効処理を行うことを特徴とする、高強度、高延性、高疲労強度を有するα+β型チタン合金の製造方法。

IPC (9件)：

C22F 1/18 ,  C22C 14/00 ,  F27B 17/00 301 ,  B22F 3/15 ,  C22F 1/00 602 ,  C22F 1/00 630 ,  C22F 1/00 ,  C22F 1/00 680 ,  C22F 1/00 691

FI (11件)：

C22F 1/18 H ,  C22C 14/00 Z ,  F27B 17/00 301 D ,  C22F 1/00 602 ,  C22F 1/00 630 K ,  C22F 1/00 630 A ,  C22F 1/00 680 ,  C22F 1/00 691 B ,  C22F 1/00 691 C ,  C22F 1/00 691 Z ,  B22F 3/14 L

Fターム (7件)：

4K018AA06 ,  4K018EA12 ,  4K018EA13 ,  4K018EA14 ,  4K018EA20 ,  4K018FA09 ,  4K018KA62