特許
J-GLOBAL ID:200903015592773727

スパナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 拓也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-220511
公開番号(公開出願番号):特開平10-044053
出願日: 1996年08月02日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 螺子をエアーモータによる締め付けと手締めによる強固な締め付けとを可能にしたスパナを提供する。【解決手段】 出力軸4を断面正多角形状に形成して各垂直な面4aの中央部から外方に出力側突起10を突設する一方、この出力軸4にエアーモータによって回転させられる傘歯車を被嵌し、この傘歯車の外周上面に上記出力側突起10と交互になるように入力側突起9を突設して入力側突起9を出力側突起10の対向面のいずれか一方に押当てさせることによりその押当方向に出力軸4を回転させるようにし、さらに、出力側突起10の上方における頭部2の円形内周面と出力軸4の各垂直面との間の空間部11に円柱状のロック部材12を配設して、該ロック部材12をハンドル体1の人手による回動によって空間部11の左右いずれかの楔状空間部11a 、11b に食い込ませることによりその食い込み方向に手締めを行うように構成している。
請求項(抜粋):
ハンドル体1の頭部2にハンドル体1の長さ方向に直角な断面正多角形の出力軸4を回転自在に配設し、動力源からの回転駆動力を出力軸4に回転伝達機構を介して伝達すると共にロック機構を介してハンドル体1の左右方向の回動力を出力軸4に同一方向の回転力として伝達するように構成したスパナにおいて、上記回転伝達機構は、動力源からの回転駆動力によって回転する入力軸6の先端に一体に設けた傘歯車7に出力軸4に回転自在に被嵌した傘歯車8を噛合させ、この傘歯車8の外周上面に突設した複数本の入力側突起9と上記断面正多角形の出力軸4の各面の中央部に外方に向けて突設した出力側突起10とを小間隔を存して交互に配設して入力側突起9を出力側突起10に押当させることにより回転力を伝達するように構成し、ロック機構は、上記各出力側突起10の上方における出力軸4の各面と頭部2の円形内周面との対向面間で形成された中央部から左右方向に向かって徐々に間隔が狭くなる空間部11と、該空間部11内に配設されてこの空間部11の左右側の楔状空間部11a 、11b に食い込み可能な円柱形状のロック部材12とから構成してあり、さらに、上記傘歯車8に突設している入力側突起9の上端を隣接するロック部材12、12の下部間の空間部11内に突設させていることを特徴とするスパナ。
IPC (2件):
B25B 21/00 530 ,  B25B 21/00
FI (2件):
B25B 21/00 530 D ,  B25B 21/00 M
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-269178
  • 電動回転工具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-207617   出願人:日本電池株式会社

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