特許
J-GLOBAL ID:200903015597932270

衝撃吸収ステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 稲岡 耕作 ,  川崎 実夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-167626
公開番号(公開出願番号):特開2004-009920
出願日: 2002年06月07日
公開日(公表日): 2004年01月15日
要約:
【課題】コラム収縮タイプの衝撃吸収ステアリング装置において、通常時の一対のチューブの微小な相対回動を原因として、衝撃吸収荷重がばらつく。【解決手段】本衝撃吸収ステアリング装置1では、ステアリングコラム4の互いに嵌合するアウターチューブ8とインナーチューブ9とは、衝撃吸収機構21により通常時に所定の保持力で保持され、衝撃吸収時に相対摺動を許容される。アウターチューブ8の開口34の周縁35の一部から傾斜状に延びる弾性舌片37を設け、インナーチューブ9の貫通孔32に係合させる。通常時、弾性舌片37の側縁38が貫通孔32の側縁41に当接し、両チューブ8,9の相対回転が規制される。衝撃吸収時、弾性舌片37の傾斜状カム面39と貫通孔32の周縁部の駆動部42とが係合し、弾性舌片37を弾性変形させて貫通孔32から離脱させ、衝撃吸収荷重への悪影響を抑制できる。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
ステアリングシャフトを回転自在に支持するステアリングコラムが、互いに嵌合されるアウターチューブおよびインナーチューブと、両チューブを通常時に所定の保持力で保持し衝突時に両チューブを相対摺動させて衝撃を吸収する衝撃吸収機構とを有する衝撃吸収ステアリング装置において、 一方のチューブに設けられる弾性変形可能な規制片と、 この規制片に設けられる傾斜状カム面と、 他方のチューブに設けられる係合孔と、 この係合孔に設けられる駆動部とを備え、 通常時には、規制片の側縁が係合孔の側縁に係合することにより、両チューブの相対回転が規制され、衝撃吸収時には、傾斜状カム面と駆動部がチューブの軸方向に相対摺動することにより規制片を弾性変形させて係合孔から離脱させるようにしてあることを特徴とする衝撃吸収ステアリング装置。
IPC (1件):
B62D1/19
FI (1件):
B62D1/19
Fターム (2件):
3D030DE22 ,  3D030DE33
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (3件)

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