特許
J-GLOBAL ID:200903015601744964

複合型光学部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奈良 武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-027448
公開番号(公開出願番号):特開平6-222201
出願日: 1993年01月22日
公開日(公表日): 1994年08月12日
要約:
【要約】【目的】 高屈折率ガラスと樹脂層よりなり、ガラスレンズの上面上の接合面が強度の接着面を有し、レンズと樹脂層との界面より反射が防止される複合型光学部品を提供することを目的とする。【構成】 硝材LAH60により両面を凹形状に形成されたレンズ1の屈折率は1.83でありSiO2 の含有率は10%である。このレンズ1の表面上に、6層からなる多層膜2を積層蒸着構成し、その多層膜2の上面に、UV効果型ウレタンアクリレート系の樹脂をレンズの中心部に所望量塗布し、その上方より所望の球面形状に形成された金型を押し付け、樹脂層の厚さが所定の寸法に形成されたとき停止し、レンズ1の下方向より紫外線が照射して樹脂層2を硬化させたのち離型して高精度で高品質の複合型光学部品を得る。
請求項(抜粋):
ガラス基板とエネルギー硬化性樹脂が界面を形成している複合型光学部品において、ガラス基板の表面に、酸化ジルコニウム(ZrO2 )、酸化チタン(TiO2 )、酸化タンタル(Ta205 )、またはそれらの混合物からなる第1層と、二酸化ケイ素(SiO2 )からなる第2層と、酸化ジルコニウム(ZrO2 )、酸化チタン(TiO2 )、酸化タンタル(Ta205 )、またはそれらの混合物からなる第3層と、二酸化ケイ素(SiO2 )からなる第4層と、酸化ジルコニウム(ZrO2 )、酸化チタン(TiO2 )、酸化タンタル(Ta205 )、またはそれらの混合物からなる第5層と、二酸化ケイ素(SiO2 )からなる第6層とからなる多層膜と、この多層膜の上面に積層接合構成したUV硬化型ウレタンアクリレート系の樹脂層とよりなることを特徴とする複合型光学部品。

前のページに戻る