特許
J-GLOBAL ID:200903015617320030

ディーゼルエンジン用の圧縮天然ガス燃料供給システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 折寄 武士
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-108166
公開番号(公開出願番号):特開平8-284704
出願日: 1995年04月07日
公開日(公表日): 1996年10月29日
要約:
【要約】【目的】 ディーゼル油と天然ガスとを併用するディーゼルエンジンにおいて、排ガスの清浄化を図る。既存仕様のディーゼルエンジンこれ自体に改造を加えることなく、必要最小限のパーツを後付けすることで実施の容易化を図る。【構成】 圧力センサE、高圧レギュレータG、低圧レギュレータIにより、流入する圧縮天然ガスの圧力を常圧またはそれ以下に下げる。このように圧力低下させた天然ガスを空気と混合させてディーゼルエンジン11の空気吸入手段Bに供給する。ディーゼルエンジン11中で燃焼されるディーゼル油の量を流量制御弁Kで制限調整を行い、天然ガスとカロリー的にほぼ等価な量がディーゼルエンジン11中に導入されて燃焼されるのを可能にする。手動制御スイッチ29によりディーゼル油のみの運転も可能にする。触媒コンバータLでディーゼル・天然ガスによる排出物質に対して触媒作用を及ぼす。排気ガスは排気ガス再循環弁Mを通じて再燃焼されることより排出物質を減少させる。
請求項(抜粋):
シリンダを含み、該シリンダに空気を供給するための空気吸入手段Bと、該シリンダに対しディーゼル油を供給するディーゼル油供給システムA、およびシリンダから燃焼ガスを大気中へ排出させるための排気システム手段Cを備えたディーゼルエンジン11のための、圧縮天然ガス燃料供給システムであって、圧縮天然ガスの供給源19と、空気吸入手段Bに含まれる空気・天然ガス燃料混合装置Dと、圧縮天然ガスの供給源19と連通する上流端と、空気・天然ガス燃料混合装置Dと連通する下流端とを備えたガス燃料導入路22と、ガス燃料導入路22の下流端にあって、ガス燃料導入路22中におけるガス圧を大気圧付近にまで下げるように働く、ガス燃料導入路22途上に設けた圧力調整手段と、ディーゼル油供給システムA中にあり、ディーゼル油のエンジン11に対する流れを選択的に制限するために働くディーゼル油流量制御弁K、および上記圧力調整手段と関連づけた上流側の圧力センサEと、排気ガスを上記空気吸入手段Bを通じて再循環させてエンジン11内で再燃焼させる排気ガス再循環装置と、排気システム手段C中に備えた触媒コンバータLを通じて上記燃焼ガスを排出させる手段とを備えており、上記圧力調整手段は、上記圧縮天然ガス供給源19の圧力が或る設定レベルを下回るとガス燃料導入路22を閉じ、その圧力がその設定レベルを上回るとガス燃料導入路22を開くソレノイド駆動弁Hと、該ソレノイド駆動弁Hがガス燃料導入路22を閉じると制限されないディーゼル油がエンジンに流れるのを可能にし、ソレノイド駆動弁Hが開くと可変状態で制限されたディーゼル油の流れを許すように上記ディーゼル油流量制御弁Kを動作させるための制御手段23とを有している、ディーゼルエンジン用の圧縮天然ガス燃料供給システム。
IPC (4件):
F02D 19/06 ,  F02D 41/02 375 ,  F02M 21/02 ,  F02M 25/07 570
FI (5件):
F02D 19/06 B ,  F02D 41/02 375 ,  F02M 21/02 L ,  F02M 21/02 N ,  F02M 25/07 570 B
引用特許:
審査官引用 (1件)

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