特許
J-GLOBAL ID:200903015617514497

電子管

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-020636
公開番号(公開出願番号):特開平10-223162
出願日: 1997年02月03日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】 電界放出型電子放出源が安定して効率よく電子を放出させるようにした実用化可能な電子管を提供することを目的とする。【解決手段】 電圧の印加により電子を放出するフィールドエミッタ20と、電子を増倍して電子の入射する面とは異なる面から2次電子を放出する透過型2次電子面32と、2次電子の入射により2次電子を光学像に変換する蛍光面22が形成された陽極とを気密容器10の内部に備え、透過型2次電子面32がダイヤモンド又はダイヤモンドを主成分としたものからなり、零又は負の電子親和力を有することを特徴としている。ここで、構造が非常に簡単な透過型2次電子面32でも、蛍光面22で実用的な輝度を有する光学像に変換するための2次電子を効率よく生成することができ、フィールドエミッタ20の安定した動作が実現される。
請求項(抜粋):
電圧の印加によって電子を放出する電界放出型電子放出源と、前記電界放出型電子放出源に対して正の電圧が保持され、前記電子を増倍して前記電子の入射する面とは異なる面から2次電子を放出する透過型2次電子面と、前記透過型2次電子面に対して正の電圧が保持され、前記2次電子の入射により前記2次電子を光学像に変換する蛍光面が含まれる陽極と、を気密容器の内部に備え、前記透過型2次電子面が多結晶ダイヤモンド又は多結晶ダイヤモンドを主成分としたものからなり、零又は負の電子親和力を有することを特徴とする電子管。
IPC (3件):
H01J 31/12 ,  H01J 1/30 ,  H01J 43/22
FI (3件):
H01J 31/12 C ,  H01J 1/30 A ,  H01J 43/22

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