特許
J-GLOBAL ID:200903015617682594

スモールボリユームプルーバ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 明近 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-295179
公開番号(公開出願番号):特開平5-107101
出願日: 1991年10月14日
公開日(公表日): 1993年04月27日
要約:
【要約】【目的】 小形で、測定流体の温度、圧力影響を受けず、高精度な基準体積を保持して信頼度の高い計測を可能とする。【構成】 流入口5と流出口6とを離間して設けた筒状体1内に両端を開口し、上流側透孔8と下流側透孔9とを有する計測シリンダ7を同軸に配設して開口端側と上流側透孔8との間において計測シリンダ7と円筒体1とを環状壁11で上下流を区画して環状流路12を形成した。計測準備期間においてはピストン13を筒状体流出端面側に設けられたピストンアクチュエータ16で保持して計測流体を環状流路12に流し、計測時はピストン13の保持を解除し、スライド弁18を流入側端面側に設けられた弁アクチュエータ23で駆動して上流側透孔8を閉止する。
請求項(抜粋):
両端面近傍に流入口および流出口を設けた密閉状の筒状体と、流入側が開口し流出側が前記筒状体内端面に同心に支持された内径一定の円筒体で、距離を隔てた筒壁面の周方向に透孔を有する計測シリンダと、該計測シリンダと前記筒状体とで形成される環状流路を計測シリンダの開口と流入側透孔との区間において液密に区画する環状壁と、前記筒状体流入側端面を液密に貫通する弁ロッドを有し、前記計測シリンダ内の開口端近傍を摺動し、流入側透孔を開閉するスライド弁と、前記筒状体流出側端面を液密に貫通するピストンロッドを有し、計測シリンダの流入側透孔の後流側を移動し、流入側透孔と流出側透孔との間の所定区間の移動において基準体積を形成するピストンと、前記弁ロッドを駆動してスライド弁を移動し計測時のみ流入側透孔を閉止する弁アクチュエータと、計測準備時において前記ピストンを流入側透孔の後部位置に保持し計測時に保持を解除し計測後は計測準備位置に引戻すようにピストンロッドを駆動するピストンアクチュエータと、該ピストンアクチュエータに配設されピストンの前記所定区間を通過したことを検知する位置センサとで構成したことを特徴とするスモールボリュームプルーバ。

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