特許
J-GLOBAL ID:200903015622127191

固体電解質燃料電池用燃料電極の形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保田 耕平 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-354449
公開番号(公開出願番号):特開平5-174836
出願日: 1991年12月20日
公開日(公表日): 1993年07月13日
要約:
【要約】【構成】 燃料電極を、固体電解質形成用グリーンシートと、ニッケル被覆セラミックス粒子を含む電極形成用グリーンシートを積層し、得られた積層成形体を焼成したのち一体焼結させて形成する。この積層時に場合により空気極形成用グリーンシートをさらに積層してもよい。【効果】 上記燃料電極は、固体電解質板と一体化され、燃料電池に簡単に効率よく組み込むことができ、その場合他の部材との間で熱応力による損傷や破壊を生じることがない上に、導電性が改善され、通気性や電気化学反応や導電性に優れる。また電極形成時に、ニッケルとセラミックスとが比重差で分離するようなことはなくグリーンシートの作製が容易になり、形成される電極の組成が全体均一になり、ニッケル被覆セラミックス粒子同士は相互に接触し合う表面の溶けやすいニッケル同士で融着、接合されやすく、ニッケル量がセラミックス量に比し相当少なくなっても導電性能を維持しうる。
請求項(抜粋):
固体電解質形成用グリーンシートと、セラミックス粒子の表面がニッケルで被覆された粒子を含有する電極形成用グリーンシートを積層したのち、焼成し、次いで一体焼結させることを特徴とする固体電解質燃料電池用燃料電極の形成方法。

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