特許
J-GLOBAL ID:200903015623475932

画像信号の高能率符号化及び復号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小池 晃 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-353990
公開番号(公開出願番号):特開平5-091500
出願日: 1991年12月19日
公開日(公表日): 1993年04月09日
要約:
【要約】【構成】 フレーム間及び奇数,偶数フィールド間の動きベクトルと各画素の絶対値差分和を検出するフレーム/フィールド動き検出回路22,21と、フレーム/フィールド単位の動き補償モードから効率の良いモードを選ぶ動き予測モード判定回路23,セレクタ24と、フレーム/フィールドの直交変換の各ブロック化モードから効率の良いモードを選ぶブロック化モード判定回路25と、回路25の出力を基にフレームメモリ群を制御するアドレス発生器11と、回路23,25の出力を基に動作する動き補償器付フレームメモリ群20とを備える。【効果】 フィールド構成の動画について、動きの少ない画像も動きの多い画像も、またこれら両者が混在した画像であってもフィールド処理或いはフレーム処理を効率よく行うことができる。
請求項(抜粋):
複数の画素の2次元配列からなるマクロブロックを単位として符号化を行う画像信号の高能率符号化装置において、上記マクロブロック単位でフレーム間の動きベクトルと各画素の絶対値差分和を検出する手段と上記マクロブロック単位で上記フレームの画素のスキャンの奇数又は偶数で分けたものからなるフィールド間の動きベクトルと各画素の絶対値差分和を検出する手段とからなる動き検出手段と、上記マクロブロックにおけるフレームを単位として動き補償を行うフレーム予測モードと、上記マクロブロックにおけるフィールドを単位として動き補償を行うフィールド予測モードとの何れが動き補償をするに際して効率が良いかを上記動き検出手段から出力される情報により判定し、効率の良い予測モードを選択する第一のモード選択手段と、上記マクロブロックにおけるフレームを単位として直交変換を行うようにブロック化するフレーム処理モードと上記マクロブロックにおけるフィールドを単位として直交変換を行うようにブロック化するフィールド処理モードとの何れが直交変換を行うに際して効率が良いかを上記動き検出手段及び上記第一のモード選択手段から出力される情報を用いて判定し、効率の良いブロック化のモードを選択する第二のモード選択手段と、1フレームについて符号化処理のインタレースにおける奇数フィールドのスキャンを行う期間の奇数サイクルか偶数フィールドのスキャンを行う期間の偶数サイクルかを認識し、該奇数サイクルで上記ブロック化のモードに対応してブロック化されたマクロブロックを出力するようにフレームメモリ群を制御するアドレス発生手段と、上記第一のモード選択手段で選択された動き予測モード情報と上記第二のモード選択手段で選択されたブロック化モード情報を受け取り、該モード情報に対応して動き補償フレーム又はフィールド間予測を実行する動き補償手段とを備えたことを特徴とする画像信号の高能率符号化装置。
IPC (2件):
H04N 7/137 ,  G06F 15/66 330

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