特許
J-GLOBAL ID:200903015628275273

密閉形電動圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-307393
公開番号(公開出願番号):特開平6-159244
出願日: 1992年11月18日
公開日(公表日): 1994年06月07日
要約:
【要約】【目的】 ピストン先端部の点接触による局部面圧を低減させ、油膜を充分に形成して、ピストン摺動部の耐摩耗性を向上し、異常摩耗、焼き付き等がなく、フロン規制代替冷媒に対して信頼性を向上しうる密閉形電動圧縮機を提供する。【構成】 圧縮過程における圧縮仕事にともなう荷重をピストン先端部10cの片側と、その対向側のシリンダ入口部9bの2点で集中的に受ける圧縮機構を有する密閉形電動圧縮機において、ピストン先端部10cとシリンダ内周面9dとが、油膜14を介して、最大負荷点で面接触となる形状を、ピストン先端部10cに部分的に設けた。面接触となるその形状は、圧縮工程の下死点から上死点までにおけるシリンダ内周面9dの軸方向各位置に対して干渉するピストン10の傾きに相応して、前記干渉を逃がす傾きをもつ曲面を、ピストン先端部に連続的な軌跡10eとして形成したものである。
請求項(抜粋):
圧縮過程における圧縮仕事にともなう荷重をピストン先端の片側と、その対向側のシリンダ入口部の2点で集中的に受ける圧縮機構を有する密閉形電動圧縮機において、ピストン先端部分とシリンダ内面とが、油膜を介して、最大負荷点で面接触となる形状を、ピストン先端部に部分的に設けたことを特徴とする密閉形電動圧縮機。
IPC (2件):
F04B 39/00 107 ,  F04B 39/02

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