特許
J-GLOBAL ID:200903015633423302

金属射出成形機の射出方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 勝 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-004041
公開番号(公開出願番号):特開2000-202610
出願日: 1999年01月11日
公開日(公表日): 2000年07月25日
要約:
【要約】【課題】 金属射出成形機において、金型内に充填された溶融材料に、設定した保圧圧力よりも過大な圧力が加わることがない射出方法及びその装置を提供する。【解決手段】 第1ヘッド側油室2、第2ヘッド側油室4及びロッド側油室6からなる2段式の射出シリンダ20に対して、射出工程中は第1ヘッド側油室2に圧油を供給し、第2ヘッド側油室4とロッド側油室6をタンク17と接続することにより高速かつ低圧で射出を行い、射出工程終期に金型に充填した溶融材料の負荷により第1ヘッド側油室2に接続された流路7の圧力が設定圧力に上昇すると第1ヘッド側油室2と第2ヘッド側油室4に圧油を供給し、ロッド側油室6をタンク17と接続することにより射出速度を減速し、低速かつ高圧の状態で保圧工程に切り換える。
請求項(抜粋):
第1ヘッド側油室(2)、第2ヘッド側油室(4)及びロッド側油室(6)からなる2段式の射出シリンダ(20)に対して、射出工程中は第1ヘッド側油室(2)に圧油を供給し、第2ヘッド側油室(4)とロッド側油室(6)をタンク(17)と接続することにより高速かつ低圧で射出を行い、射出工程終期に金型に充填した溶融材料の負荷により第1ヘッド側油室(2)に接続された流路(7)の圧力が設定圧力に上昇すると第1ヘッド側油室(2)と第2ヘッド側油室(4)に圧油を供給し、ロッド側油室(6)をタンクと接続することにより射出速度を減速し、低速かつ高圧の状態で保圧工程に切り換えることを特徴とする金属射出成形機の射出方法。

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