特許
J-GLOBAL ID:200903015640544190

文字認識後処理方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-143215
公開番号(公開出願番号):特開平8-016729
出願日: 1994年06月24日
公開日(公表日): 1996年01月19日
要約:
【要約】【目的】 単語辞書を2重化することなく、2つの記入項目を読み取る時にそれらが相補的に作用し合うようにして文字認識の結果を確認・補正・修正できるようにすることを目的とする。【構成】 商品名の読取結果の照合による中間コードと、商品コードのそれが一致していない場合(ステップS3)、記載されている商品コードから取得される中間コードと、商品名の照合結果候補Aを比較する。そして、照合結果候補Aに格納されていない中間コードを持つ商品名の商品名用単語辞書内の照合を実行するとともに、商品名と商品コードをあわせた総合的な類似度を求める(ステップS4)。
請求項(抜粋):
紙面などに記載された文字列の文字認識結果を文字コードとして得た文字列データに対して、予め用意されている単語辞書内より一致する単語を取り出して照合することで、前記文字列データを単語として認識する文字認識後処理方式において、構成する辞書単語に対応する中間コードが付けられた、第1の記載より得られる第1の文字列データの照合のための第1の単語辞書と、前記第1の記載と互いに冗長している第2の記載より得られる第2の文字列データの照合のための、前記第1の単語辞書を構成する辞書単語に関連する辞書単語には同一の中間コードが付けられた第2の単語辞書とを有し、前記第1および第2の文字列データの2箇所以上の文字をキー文字として前記第1および第2の単語辞書それぞれを検索し、それぞれに対応する照合するための辞書単語を取り出し、この取り出したそれぞれの辞書単語と前記第1および第2の文字列データとを比較する第1の照合と、この第1の照合により決定した、それぞれ前記第1および第2の文字列データに最も類似している第1の候補結果の中間コードと第2の候補結果の中間コードとを比較する第1の判定と、この第1の判定で中間コードが一致しなかった場合、前記第1もしくは第2の候補結果の中間コードをキーとして前記第2もしくは第1の単語辞書を検索して第3の辞書単語を取り出し、この第3の辞書単語と前記第1もしくは第2の文字列データとを比較する第2の照合と、前記第2の照合での比較の結果を良否判定し、良いと判定した辞書単語を組み合わせることで、前記第1と第2の記載の読取結果を得る第2の判定とを行い、前記第1の文字列データと第2の文字列データとの照合結果を互いに補うことを特徴とする文字認識後処理方式。

前のページに戻る