特許
J-GLOBAL ID:200903015656077673

自動変速機のレンジ切替装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 倉内 義朗 ,  國富 豪
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-321634
公開番号(公開出願番号):特開2009-144794
出願日: 2007年12月13日
公開日(公表日): 2009年07月02日
要約:
【課題】バイワイヤ方式のレンジ切替装置10において、ディテント部材51に過大な負荷をかけることのない比較的簡易な形態でありながら、レンジ切り替え制御上の零点位置を精度良く学習できるようにする。【解決手段】制御装置40は、パーキングレンジPの谷56に係合部57が係合している状態から、当該谷56の一方斜面上の所定範囲内に係合部57を配置させて、その停止位置の情報Vcを取得するとともに、当該変位過程におけるアクチュエータ60の実駆動量を取得する処理(S2〜S7)と、この処理で取得した実駆動量と同じ駆動量で、アクチュエータ60を前記と逆向きに駆動することにより谷56の他方斜面上に係合部57を配置させて、その停止位置の情報Vdを取得する処理(S8,S9)と、前記取得した二つの停止位置情報Vc,Vdに基づいて谷56の底位置を算出して、この算出値を前記零点位置とする処理(S10)とを行う。【選択図】図9
請求項(抜粋):
自動変速機のレンジ切り替え用のバルブを変位させるディテント部材と、ディテント部材を位置決めするための位置決め部材と、前記ディテント部材を変位させるアクチュエータと、このアクチュエータを制御する制御装置とを含む、バイワイヤ方式のレンジ切替装置であって、 前記ディテント部材は、三つ以上の谷および当該各谷間の山からなる波形部を有し、前記位置決め部材は、前記いずれかの谷に係合される係合部を有しかつ当該係合部を谷底へ吸い込むよう付勢するものであり、 前記制御装置は、前記いずれか一端側の谷に係合部が係合している状態から、当該谷の一方斜面上の所定範囲内に前記係合部を配置させるまでディテント部材を変位させて、このディテント部材の停止位置の情報を取得するとともに、当該変位過程における前記アクチュエータの実駆動量を取得する第1情報収集処理と、 前記ディテント部材の停止後、前記第1情報収集処理で取得した実駆動量と同じ駆動量で、アクチュエータを前記と逆向きに駆動することにより前記谷の他方斜面上に係合部を配置させるようディテント部材を変位させて、前記アクチュエータが駆動停止した時点における前記ディテント部材の停止位置情報を取得する第2情報収集処理と、 前記両情報収集処理で取得した二つの停止位置情報に基づいて前記谷の底位置を算出して、この算出値をディテント部材の変位制御上の零点とする設定処理とを行う、ことを特徴とする自動変速機のレンジ切替装置。
IPC (2件):
F16H 61/28 ,  F16H 63/38
FI (2件):
F16H61/28 ,  F16H63/38
Fターム (12件):
3J067AA04 ,  3J067AA21 ,  3J067AB23 ,  3J067BA56 ,  3J067BA58 ,  3J067DA02 ,  3J067DA52 ,  3J067DB32 ,  3J067FA25 ,  3J067FB62 ,  3J067FB71 ,  3J067GA01
引用特許:
出願人引用 (3件)

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