特許
J-GLOBAL ID:200903015663294027

ICカードと端末機との間の認証方法およびそのシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-049830
公開番号(公開出願番号):特開平5-250326
出願日: 1992年03月06日
公開日(公表日): 1993年09月28日
要約:
【要約】【目的】 ICカードと端末機との間での認証を、認証コード或はこれのアドレスを直接、双方の間で伝送することなく行うことにより、セキュリティの高い認証方法を得ることを目的とする。【構成】 それぞれ対応する時間情報を有する複数の認証コード、および暗号化アルゴリズムをICカードおよび端末機の双方がそれぞれ格納しており、ICカードおよび端末機の一方で1つの認証コードを選択してこれを暗号化アルゴリズムで暗号化して認証データとして他方へ送ると共に、コマンド間或は信号間の時間を利用して選択された認証コードに対応する時間情報を他方へ送る。他方では、送られた時間情報から割り出された認証コードを同様に暗号化アルゴリズムにより暗号化して認証データを発生し、他方からの認証データと比較する。
請求項(抜粋):
ICカードおよび端末機がそれぞれ、対応する時間情報をそれぞれ有する複数の認証コード、所定のアルゴリズムに従ってデータを暗号化する暗号化手段、およびタイマ手段を有し、上記ICカードおよび端末機の一方がさらに乱数を発生する手段および比較手段を有する上記ICカードおよび端末機の間で認証を行う、ICカードと端末機との間の認証方法であって、ICカードおよび端末機の上記一方の装置で乱数を発生し他方へ送信する工程と、上記他方の装置において、受信した乱数を上記複数の認証コードのうちの1つの認証コードをキーとして上記アルゴリズムに従って暗号化して認証データを発生する第1暗号化工程と、上記他方の装置において、所定の信号が送信された後、使用した上記認証コードに対応する時間情報の時間が経過後に上記暗号化された認証データを一方の装置に送信する工程と、上記一方の装置において、上記所定の信号が送信された後、上記他方の装置から認証データを受けるまでの間の時間間隔をカウントし、カウントされた時間間隔と一致する時間情報に対応する認証コードをキーとして、上記乱数を上記他方の装置と同様に上記アルゴリズムに従って暗号化して認証データを発生する第2暗号化工程と、上記一方の装置において、上記第2暗号化工程で作られた認証データと、上記他方の装置から送信された認証データとを比較して、一致したか否かを示す結果信号を上記他方の装置へ送信する工程と、を備えたICカードと端末機との間の認証方法。
IPC (3件):
G06F 15/00 330 ,  G06F 15/21 340 ,  G06K 17/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公平3-040879
  • 特開昭62-143536

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