特許
J-GLOBAL ID:200903015665227874

高速重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 富田 和夫 ,  鴨井 久太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-145563
公開番号(公開出願番号):特開2004-345034
出願日: 2003年05月23日
公開日(公表日): 2004年12月09日
要約:
【課題】高速重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具を提供する。【解決手段】超硬基体の表面に、硬質被覆層を0.5〜15μmの平均層厚で物理蒸着してなる表面被覆超硬合金製切削工具の前記硬質被覆層を、層厚方向にそって、B最高含有点とW最高含有点とが所定間隔をおいて交互に繰り返し存在し、かつ前記両点間でBおよびW成分の含有割合がそれぞれ連続的に変化する成分濃度分布構造を有し、さらに、上記B最高含有点が、組成式:(B1-XWX )N(ただし、原子比で、Xは0.15〜0.40を示す)、前記W最高含有点が、組成式:(W1-YBY )N(ただし、原子比で、Yは0.05〜0.40を示す)、をそれぞれ満足し、かつ隣り合う前記B最高含有点とW最高含有点の間隔が、0.01〜0.1μmであるWとBの複合窒化物からなる硬質被覆層で構成する。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
炭化タングステン基超硬合金基体または炭窒化チタン系サーメット基体の表面に、W(タングステン)とB(ボロン)の複合窒化物からなる硬質被覆層を0.5〜15μmの平均層厚で物理蒸着してなる表面被覆超硬合金製切削工具にして、 上記硬質被覆層が、層厚方向にそって、B最高含有点とW最高含有点とが所定間隔をおいて交互に繰り返し存在し、かつ前記B最高含有点から前記W最高含有点、前記W最高含有点から前記B最高含有点へBおよびW成分の含有割合がそれぞれ連続的に変化する成分濃度分布構造を有し、 さらに、上記B最高含有点が、組成式:(B1-XWX )N(ただし、原子比で、Xは0.15〜0.40を示す)、 上記W最高含有点が、組成式:(W1-YBY )N(ただし、原子比で、Yは0.05〜0.40を示す)、 をそれぞれ満足し、かつ隣り合う上記B最高含有点とW最高含有点の間隔が、0.01〜0.1μmであること、 を特徴とする高速重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具。
IPC (3件):
B23B27/14 ,  C23C14/06 ,  C23C14/16
FI (3件):
B23B27/14 A ,  C23C14/06 A ,  C23C14/16 B
Fターム (15件):
3C046FF03 ,  3C046FF05 ,  3C046FF16 ,  3C046FF25 ,  4K029AA02 ,  4K029AA29 ,  4K029BA02 ,  4K029BA33 ,  4K029BA58 ,  4K029BC02 ,  4K029BD05 ,  4K029CA05 ,  4K029DC04 ,  4K029DC16 ,  4K029DC27

前のページに戻る