特許
J-GLOBAL ID:200903015669150094

燃焼加熱器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-146243
公開番号(公開出願番号):特開平7-004660
出願日: 1993年06月17日
公開日(公表日): 1995年01月10日
要約:
【要約】【目的】 総温の均一な高温高圧の気体を安定に発生でき、二次空気による内筒の熱負荷の低減が充分に得られ、かつ、保炎した火炎の付着による焼損が充分に防止できるようにした燃焼加熱器を提供すること。【構成】 燃焼室を形成する外筒1内の上流部に円錐形の内筒4が設けられ、これに混合用空気供給ノズル2cからの二次空気が直接均一に吹き付けられるようにする。燃焼室は、内筒4により燃焼領域5と二次空気通路7に分けられ、混合用空気通路出口7aは混合用空気の流速が燃焼ガスの流速の0.8倍以上となるよう形成される。燃焼領域5には、燃料と酸化剤が流入し、燃焼ガスを発生させる。二次空気通路7に供給される酸化剤は内筒4を均一に冷却し、混合用空気通路出口7aから混合領域6に供給される。【効果】 内筒は二次空気により効率良く均一に冷却され熱負荷が低減されると共に、二次空気出口での火炎の付着による内筒4の焼損が防止でき、安定な燃焼状態のもとで総温が均一な高温高圧気体を得ることができる。
請求項(抜粋):
主燃焼筒の燃料と酸化剤が供給される上流側の端部内にほぼ同心状に配置した内筒を有する燃焼加熱器において、前記内筒を前記主燃焼筒の下流側へ向けて断面積が拡大する円錐形状にして該内筒の下流側の端部と前記主燃焼筒の内周面との間に所定の隙間寸法を有する二次空気出口を形成させると共に、前記主燃焼筒の上流側の端部から前記内筒の外周面と前記主燃焼筒の内周面との間の空間部内に開口した二次空気供給用のノズルを複数個設け、これらのノズルから噴出した二次空気が前記内筒の外周面に衝突するように構成したことを特徴とする燃焼加熱器。
IPC (5件):
F23R 3/00 ,  F02K 7/10 ,  F23R 3/28 ,  F23R 3/42 ,  G01M 15/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-159031

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