特許
J-GLOBAL ID:200903015675763324

ケーブル式ステアリング装置における操舵トルク検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-127823
公開番号(公開出願番号):特開2001-310747
出願日: 2000年04月27日
公開日(公表日): 2001年11月06日
要約:
【要約】【課題】 磁歪材を用いて操舵トルクを検出するケーブル式ステアリング装置の操舵トルク検出装置において、ハンドルに入力される操舵トルクが小さいときの検出精度を高める。【解決手段】 支点ピン18で基端を回転自在に支持されたアーム部材19L,19Rの中間に設けた押圧部19a,19aを、一対のコイル24L,24Rの内部にそれぞれ配置した磁歪材25L,25Rに当接させ、操舵トルクにより軸方向圧縮力が作用するボーデンケーブルのアウターチューブ7oの反力を前記アーム部材19L,19Rの先端に作用させる。前記反力はアーム部材19L,19Rで増幅されて磁歪材25L,25Rに伝達されるので、ハンドルに入力される操舵トルクが小さい場合でも、磁歪材25L,25Rの透磁率を大きく変化させて検出精度を高めることができる。
請求項(抜粋):
ハンドル(1)に接続されて回転する駆動プーリ(12)と、車輪(WL,WR)を転舵するステアリングギヤボックス(4)に接続されて回転する従動プーリ(34)と、駆動プーリ(12)および従動プーリ(34)を接続して操舵トルク(T)を伝達する一対のケーブル(6,7)とを備え、一対のケーブル(6,7)はそれぞれアウターチューブ(6o,7o)およびインナーケーブル(6i,7i)から構成され、アウターチューブ(6o,7o)の端部は駆動プーリ(12)を収納する駆動プーリハウジング(3)に支持されるとともにインナーケーブル(6i,7i)は駆動プーリ(12)に巻き付けられるケーブル式ステアリング装置において、駆動プーリハウジング(3)に対して固定したコイル(24L,24R)の内部に磁歪材(25L,25R)を配置し、インナーケーブル(6i,7i)の張力に応じて変化するアウターチューブ(6o,7o)の軸方向圧縮力の反力を増幅して磁歪材(25L,25R)に作用させ、磁歪材(25L,25R)の透磁率の変化に伴うコイル(24L,24R)のインダクタンス(L)の変化に基づいてハンドル(1)に入力される操舵トルク(T)を検出することを特徴とする、ケーブル式ステアリング装置における操舵トルク検出装置。
IPC (3件):
B62D 5/06 ,  B62D 1/04 ,  B62D 5/04
FI (4件):
B62D 5/06 Z ,  B62D 5/06 B ,  B62D 1/04 ,  B62D 5/04
Fターム (5件):
3D030DC27 ,  3D033CA16 ,  3D033CA28 ,  3D033DB05 ,  3D033DC01

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