特許
J-GLOBAL ID:200903015676759274
ミューズデコーダーのフィールド間内挿回路
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
磯野 道造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-244339
公開番号(公開出願番号):特開平7-046542
出願日: 1993年09月30日
公開日(公表日): 1995年02月14日
要約:
【要約】【目的】フィ-ルド間内挿回路により、充実した画像復元を可能とし、画像の高域成分の損失を防ぐ。【構成】入力映像信号に対して1フィ-ルド遅延器と動き補償器を前置し、画素内挿位置に対して時間的に隣接した以前フィールドの二画素の情報を線形的に演算する第1演算部と、空間的に隣接した現在フィールドの二画素の情報を線形的に演算する第2演算部と、これらの情報全てを纏めて線形的に演算する第3演算部を設け、これらの演算結果を比較して中間値を検出する中間値検出部と、この中間値検出部の出力信号と、入力映像信号を選択的に出力する選択器を後に設けることを特徴とする。
請求項(抜粋):
ミューズデコーダーのフィールド間内挿回路において、入力される入力映像信号を1フィールド期間ほど遅延するための1フィールド遅延器と、前記入力映像信号から検出された動きベクトルにより前記1フィールド遅延器から出力される信号に対する動き補償をする動き補償器と、前記動き補償器の出力信号を入力し、時間的に先行する以前フィールドと現存する現在フィールドとを順次に入力しつつ、画素を内挿しようとする前記現在フィールドの位置である画素内挿位置において、前記画素内挿位置から垂直的に隣る前記以前フィ-ルドの二画素値を使用し、内挿しようとする第1画素値を形成して出力する第1演算部と、前記画素内挿位置から水平的に隣る現在フィールドの二画素値を使用し、内挿しようとする第2画素値を形成して出力する第2演算部と、前記第1画素値と前記第2画素値とを合算して半分にし、内挿しようとする第3画素値を形成して出力する第3演算部と、前記第1画素値と前記第2画素値と前記第3画素値とを入力し、前記画素内挿位置の画素値に相応しい最適な中間値を検出するための中間値検出部と、前記入力映像信号と前記中間値検出部の出力信号とを入力し、前記入力映像信号に画素値が存する場合には前記入力映像信号をそのまま出力させ、画素値が存しない場合には前記中間値検出部の出力信号を選択して出力させる選択器とを含むことを特徴とするミューズデコーダーのフィールド間内挿回路。
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