特許
J-GLOBAL ID:200903015695862191

水系紫外線硬化型インキ組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小島 清路
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-013315
公開番号(公開出願番号):特開平10-195361
出願日: 1997年01月08日
公開日(公表日): 1998年07月28日
要約:
【要約】【課題】 密着性、硬度、表面光沢、耐溶剤性及び耐水性に優れた硬化膜を形成する水系紫外線硬化型インキ組成物を提供する。【解決手段】 ?@カルボキシル基を有する(メタ)アクリレート又はこれとエチレン性不飽和基を有する単量体とを高温で重合して得られた数平均分子量1,000〜15,000且つ酸価100〜300mgKOH/gの重合体(a)を、アルカリ性水溶液中に溶解又は分散させた後、エポキシ基を有する(メタ)アクリレートをアルカリ性水溶液中で付加した、酸価20〜200mgKOH/gの反応性樹脂(A)の水分散体(Adp)と、?Aアルキレンオキサイド1〜10モルを付加したポリオールの多官能(メタ)アクリレート(B)と、?B光開始剤(C)とからなる。水分散体(Adp)を用いるので組成物は低粘度であり、また比較的高分子量の反応性樹脂(A)を用いるので硬化収縮が少なく密着性等に優れた硬化膜が得られる。
請求項(抜粋):
一個以上のカルボキシル基を有する(メタ)アクリレートの一種以上を、或いは、該(メタ)アクリレート以外であって一個のエチレン性不飽和基を有する単量体の一種以上と該(メタ)アクリレートの一種以上とを、150〜310°Cの重合温度において重合して数平均分子量1,000〜15,000且つ酸価100〜300mgKOH/gの重合体(a)を得、次いで当該重合体(a)をアルカリ性水溶液中に溶解又は分散させた後、一個のエポキシ基を有する(メタ)アクリレートを当該アルカリ性水溶液中において上記重合体(a)に付加反応させて得られる、酸価20〜200mgKOH/gの反応性樹脂(A)が水に分散した反応性樹脂水分散体(Adp)と、二個以上の(メタ)アクリロイル基を有し、アルキレンオキサイド1〜10モルを付加したポリオールの(メタ)アクリレートである、アルキレンオキサイド変成ポリオール多官能(メタ)アクリレート(B)と、有効量の光開始剤(C)と、からなる組成物であって、上記反応性樹脂(A)80〜40重量部に対して上記アルキレンオキサイド変成ポリオール多官能(メタ)アクリレート(B)20〜60重量部を含有することを特徴とする水系紫外線硬化型インキ組成物。
IPC (2件):
C09D 11/10 ,  C08F299/02
FI (2件):
C09D 11/10 ,  C08F299/02

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