特許

J-GLOBAL ID：200903015702345688

ヘッドアップディスプレイを用いた計器着陸装置

発明者： 矢澤 健司
出願人/特許権者： 科学技術庁航空宇宙技術研究所長
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-279115
公開番号（公開出願番号）：特開平5-338595
出願日： 1986年04月02日
公開日（公表日）： 1993年12月21日
要約：

【要約】【目的】 HUDを使って模擬滑走路を実際の滑走路と同じ所に描き、地上援助装置がなくても正確な情報をパイロットに提供可能にする。【構成】 ヘッドアップディスプレイにより得られる角度情報と航空機の高度計から得られる対地高度とから航空機の位置情報を算出し、慣性センサの速度ドリフト等を修正してより正確な情報を得ること特徴とする。

請求項（抜粋）：

滑走路の着地点からの航空機位置情報、姿勢角情報、滑走路の各地点の座標データから模擬滑走路を算出し、算出した模擬滑走路を横軸を方位角、縦軸を経路角としてヘッド・アップ・ディスプレイで実滑走路と同じ位置に表示する計器着陸装置において、表示した模擬滑走路に着陸目標マーカを設定する着陸目標マーカ設定手段と、設定した着陸目標と航空機の経路角φ、慣性センサから得られる慣性速度、及び高度データから経路角の時間微分値Δφを算出して積分し、時間の関数として経路角φを演算する経路角演算手段と、設定した着陸目標と航空機を結ぶ線の方位角と滑走路方位角との差Δψ、慣性速度センサから得られる慣性速度、及び高度データから得られる航空機と着陸目標までの水平距離から時間の関数として前記Δψの微分値を算出して積分し、時間の関数として着陸目標と航空機を結ぶ線の方位角と滑走路方位角との差を演算する方位角演算手段と、演算した経路角φ、方位角Δψに基づいて着陸目標マーカの表示位置を移動させる着陸目標マーカ移動手段とを備えたことを特徴とするヘッド・アップ・ディスプレイを用いた計器着陸装置。

IPC (2件)：

B64D 45/08 ,  G01S 1/02