特許

J-GLOBAL ID：200903015706285418

自動車用ウエザストリツプの成形方法

発明者： 宮川 直久 ,  加藤 勝久
出願人/特許権者： トキワケミカル工業株式会社 ,  株式会社システムテクニカル ,  増沢ケミカル販売株式会社
代理人 (1件)： 仙田 実
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-173551
公開番号（公開出願番号）：特開平6-344472
出願日： 1993年06月07日
公開日（公表日）： 1994年12月20日
要約：

【要約】【目的】 自動車のドアー硝子窓が圧接する車体パネル又はドアーパネルに装着するウエザストリツプの表面に摩擦抵抗の少ない強固で表面を保護する薄保護膜を一体に形成するものである。【構成】 ウエザストリツプ本体をポリオレフイン系樹脂及びその発泡体の合成樹脂を使用して各所のドアー硝子窓に接触する硝子圧接部を成形する。この硝子圧接部には、ドアー硝子窓が圧接摺動する表面に薄保護膜を一体に被着する。薄保護膜は、摩擦抵抗が小さく、且つ強固に結合するために、低粘度及び高流動性のポリオレフイン系樹脂をベース材料とし、このベース材料より高粘度及び低流動性の有する大小各種の粉末又は粒子のポリオレフイン系樹脂を混合した合成樹脂を使用する。前記ウエザストリツプ本体の合成樹脂と該薄保護膜の合成樹脂とを同時に押し出し成形し、熱と圧力によつて金型ダイスの通過時に表面側に摩擦抵抗が小さくなる凹凸等の粗面部を一体的に重合被着するものである。

請求項（抜粋）：

ウエザストリツプ本体は、ポリオレフイン系樹脂又はその発泡体の合成樹脂から押し出し成形され、且つウエザストリツプ本体にはドアー硝子窓に接触する硝子圧接部と車体パネル及びドアーパネルに装着する取着部を形成し、該硝子圧接部には、ドアー硝子窓との接触面に薄保護膜を一体に被着し、該薄保護膜は、摩擦抵抗が小さい、耐薬品性、低粘度及び高流動性のポリオレフイン系樹脂のベース材料に対し、このベース材料より高粘度及び低流動性の大小各種の粉末又は粒子のポリオレフイン系樹脂を混合した合成樹脂を使用し、該ウエザストリツプ本体のポリオレフイン系樹脂又はその発泡体との合成樹脂と該薄保護膜の合成樹脂とを二台の押し出し成形機を以て同時に押し出し成形することにより該薄保護膜の表面に凹凸等の粗面部を形成することを特徴とした自動車用ウエザストリツプの成形方法。

IPC (7件)：

B29D 31/00 ,  B29C 47/00 ,  B60J 5/04 ,  B60R 13/06 ,  B29K 23:00 ,  B29K105:04 ,  B29L 31:30