特許
J-GLOBAL ID:200903015708577076

焼結摩擦材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和田 昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-317756
公開番号(公開出願番号):特開平6-145845
出願日: 1992年11月02日
公開日(公表日): 1994年05月27日
要約:
【要約】【目的】 クラッチやブレーキ等に使用する青銅系乾式焼結摩擦機である乾式摺動摩擦条件下において、高い摩擦係数を安定して確保でき、相手材を攻撃することなく摩擦量も少なく、また相手材と焼付きを生じない焼結摩擦材である。【構成】 焼結摩擦材料は青銅(ブロンズ)系焼結合金を母合金とし、Cu-Sn系合金と固体潤滑成分からなり、Cu-Sn系合金は、重量比率でSn:3〜20%を含有し、残部が実質的にCuおよび不可避的不純物からなる組成のCu合金素地中に平均粒径1〜80μmの硬質粒子が重量比率で3〜20%が均一に分散されて形成され、又さらに30μm以下の空孔を1〜30容量%にコントロールすることにより、耐焼付き性に優れており、比較的高い摩擦係数を安定して確保することができ、しかも相手材に対する攻撃性が極めて少ないため、クラッチやブレーキ等の乾式摩擦材料へ適用できる。
請求項(抜粋):
青銅(ブロンズ)系焼結合金を母合金とする焼結摩擦材料において、重量比率でSn:3〜20%を含有し、残部が実質的にCuおよび不可避的不純物からなる組成のCu合金素地中に平均粒径1〜80μmの硬質粒子が重量比率で3〜20%均一に分散されたCu-Sn系合金と固体潤滑成分からなることを特徴とする焼結摩擦材。
IPC (4件):
C22C 9/02 ,  C22C 1/04 ,  C22C 1/05 ,  C22C 1/10

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