特許
J-GLOBAL ID:200903015712031720

耐高面圧部材およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 的場 基憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-149844
公開番号(公開出願番号):特開2002-348615
出願日: 2001年05月18日
公開日(公表日): 2002年12月04日
要約:
【要約】【課題】 低C素材に高濃度に浸炭することができ、しかも炭化物の生成を制御して粗大化を防止し、もって面疲労強度の低下を防止することができる耐高面圧部材の製造方法と、微小かつ均一に分散析出した炭化物を表面層に備え、転動疲労寿命に優れた耐高面圧部材を提供する。【解決手段】 例えば0.15〜0.40%のC、1.2〜3.2%のCr、0.25〜2.0%のMoを含有する機械構造用鋼に真空浸炭処理(一次浸炭)を施し、炭化物が固溶する温度、例えば900〜1050°Cにおいて、処理後の表面C量が0.5〜0.7%となるように真空拡散処理した後、当該真空拡散処理温度から、例えば870〜920°Cの焼入れ温度への降温を例えば1〜10°C/minの冷却速度で行い、上記焼入れ温度での保持中に浸炭拡散によって素材表面のC濃度を、例えば0.7〜1.0%に高める。
請求項(抜粋):
機械構造用鋼からなる素材に真空浸炭処理を施す浸炭工程と、炭化物が固溶する温度における真空拡散処理工程と、真空拡散処理温度から焼入れ温度までの降温をM3C炭化物が析出しない冷却速度あるいは均一に分散析出する冷却速度にて行う冷却工程と、焼入れ温度保持中における浸炭拡散により素材表面のC濃度を更に高める工程とを含むことを特徴とする耐高面圧部材の製造方法。
IPC (7件):
C21D 9/40 ,  C21D 1/06 ,  C21D 6/00 ,  C21D 9/32 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/22 ,  C23C 8/22
FI (9件):
C21D 9/40 A ,  C21D 1/06 A ,  C21D 1/06 E ,  C21D 6/00 P ,  C21D 6/00 U ,  C21D 9/32 A ,  C22C 38/00 301 N ,  C22C 38/22 ,  C23C 8/22
Fターム (19件):
4K028AA01 ,  4K028AB01 ,  4K028AC03 ,  4K042AA18 ,  4K042AA22 ,  4K042AA25 ,  4K042BA01 ,  4K042BA03 ,  4K042BA04 ,  4K042CA06 ,  4K042CA08 ,  4K042CA10 ,  4K042CA13 ,  4K042DA01 ,  4K042DA06 ,  4K042DC02 ,  4K042DC04 ,  4K042DC05 ,  4K042DE01

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