特許
J-GLOBAL ID:200903015717156792

熱定着装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 松永 孝義 (外1名) ,  松永 孝義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-279634
公開番号(公開出願番号):特開平5-119648
出願日: 1991年10月25日
公開日(公表日): 1993年05月18日
要約:
【要約】【目的】 しわの発生しない寿命的にも問題のないメタルベルトを持つ熱定着器を提供すること。【構成】 発熱部材を備えたローラが、支持体を兼ねる冷却構造体8とヒータ6からなる一体構造型加熱冷却デバイス1と、デバイス1と接して回転し、像支持体4と接する外側表面を非粘着表面加工した薄いエンドレスメタルベルト2と、ベルト2に張力を与えながらベルト2を回転駆動させる駆動用ローラ3からなり、ベルト2の温度を、一体構造型加熱冷却デバイス1のヒータ6の最高温度部分(点C)でトナーの融点よりも少なくとも高い温度とし、像支持体4がベルト2から離型する箇所(点D)でトナーのガラス転移点付近またはそれ以下の温度にすると共に、ベルト2の回転方向の最大温度勾配を15°C/mm以下とすることを可能ならしめる熱定着装置。
請求項(抜粋):
少なくとも一方に発熱部材を備えた互いに圧接回転する一対のローラと、未定着トナー像を持つ像支持体を上記ローラ間に通過させて該未定着トナー像を熱溶融定着させる熱定着装置であり、上記発熱部材を備えたローラが、支持体を兼ねる冷却装置と発熱部材からなる一体構造型加熱冷却デバイスと、該一体構造型デバイスと接して回転し、像支持体と接する外側表面を非粘着表面加工した薄いエンドレスメタルベルトと、該エンドレスメタルベルトに張力を与えながら該エンドレスメタルベルトを回転駆動させる駆動用ローラからなる熱定着装置において、前記エンドレスメタルベルトの温度を、前記一体構造型加熱冷却デバイスの発熱部材の最高温度部分で前記トナーの融点よりも少なくとも高い温度とし、像支持体がエンドレスメタルベルトから離型する箇所では前記トナーのガラス転移点付近またはそれ以下の温度に下げると共に、エンドレスメタルベルトの回転方向の最大温度勾配を10°C/mm以下とすることを可能ならしめる一体構造型加熱冷却デバイスを用いることを特徴とする熱定着装置。
IPC (2件):
G03G 15/20 101 ,  G03G 15/20 109

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