特許
J-GLOBAL ID:200903015727469233

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村田 実 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-278558
公開番号(公開出願番号):特開平5-085144
出願日: 1991年09月30日
公開日(公表日): 1993年04月06日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 設定温度を乗員が僅かに変更したときに、吹出温度等と共に吹出モードまで変化してしまうことを極力回避するようにする。【構成】 空調装置はヒ-トダクトを利用するHEATモード、ベントダクトを利用するVENTモード、ヒートダクト及びベントダクトを利用して吹出させるB/Lモードとの3つの態様を有し、この吹出モ-ドは択一的に選択される2つの制御マップ、つまり共に吹出温度TFをパラメ-タとする基本制御マップ又は変則制御マップに基づき行われる。基本制御マップは設定温度TSETの変更のないとき選択され、変則制御マップは設定温度TSETの変更があったとき選択される。後者マップは前者マップに比し吹出温度TFの上昇過程と下降過程間でモ-ド切換判定温度の温度差が9°Cに拡大され、吹出温度TFの変化、つまりセット温度TSETの変更に感応しにくくなっている。
請求項(抜粋):
乗員に要求温度を設定させる設定器を備え、該設定器でマニュアル設定された設定温度と実際の車室内温度との偏差に応じた空調制御を行なう車両用空調装置において、空調風の吹出モ-ドを切換る吹出モ-ド切換手段と、該吹出モ-ド切換手段による前記吹出モ-ドの切換えを、前記設定温度と実際の車室内温度との偏差に応じて、制御する吹出モ-ド基本制御手段と、該吹出モ-ド基本制御手段よりも、前記設定温度と実際の車室内温度との偏差に対する前記吹出モ-ドの切換え制御の感度を弱めた吹出モ-ド変則制御手段と、前記設定温度の変更を検出する設定温度変更検出手段と、該設定温度変更検出手段からの信号を受け、前記設定温度の変更があったときに、該設定温度の変更が極端な変更であるか否かを判別する判別手段と、該判別手段からの信号を受け、該設定温度の変更が極端な変更であるときには前記吹出モ-ド基本制御手段による吹出モ-ドの切換え制御を選択し、該設定温度の変更が極端な変更でないときには前記吹出モ-ド変則制御手段による吹出モ-ドの切換え制御を選択する制御態様変更手段と、を備えていることを特徴とする車両用空調装置。
IPC (2件):
B60H 1/00 101 ,  B60H 1/00 103

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