特許
J-GLOBAL ID:200903015745961579

2軸延伸フィルムの製造方法及び製造装置、並びにシュリンクフィルム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 遠山 勉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-084903
公開番号(公開出願番号):特開平6-297566
出願日: 1993年04月12日
公開日(公表日): 1994年10月25日
要約:
【要約】【目的】 省エネルギー、設備費低減、作業の容易化、設計変更の容易化、工業的に同時に2軸延伸が可能な樹脂の適用範囲の拡大等を実現すると共に、製造コストの低減化を計った2軸延伸フィルムの製造方法及び製造装置、並びに延伸むらのないポリオレフィン系シュリンクフィルムを提供する。【構成】 押出機1からサーキュラダイ2を経て押し出された溶融状態の筒状樹脂フィルム11を、外側から冷却ガスで、内側から液冷マンドレル6で同時に冷却し、ロール間に間隙を有する一対の張力制御ロール7に当接して張力を制御しながら、筒状フィルム11を一定の送り速度で加熱器8に送出し、ここで加熱してフィルムを内部ガス圧により膨張させながら、高速の引き取りロール10で延伸し、2軸延伸フィルム12を得る。
請求項(抜粋):
(A)熱可塑性樹脂を押出機で混練・溶融し、この溶融樹脂を、押出機の先端に取り付けられ、円形状の押出口を有するサーキュラダイの押出口から、連続した筒状フィルム状に押し出す工程、(B)押し出された筒状フィルムの外周に冷却ガスを吹き付け筒状フィルムを外側から冷却すると共に、前記押出口上に筒状フィルムの内部に入るように設けられた液冷マンドレルにより筒状フィルムを内側から同時に冷却する工程、(C)冷却された筒状フィルムの両側に一対の張力制御ロールを、前記フィルム内に送入されたガスが当接フィルム内に流通可能な状態で当接してフィルムの張力を制御しながら、筒状フィルムを、一定の速度で送出する工程、及び(D)送出された筒状フィルムを加熱・軟化させて、前記フィルム内に送入されたガスと連通するガス圧により筒状フィルムを膨張させて周方向に延伸すると共に、前記張力制御ロールの送出速度よりも高速の一対の引き取りロールで引き取り長さ方向に延伸する工程、を含む2軸延伸フィルムの製造方法。
IPC (6件):
B29C 55/26 ,  B29C 55/28 ,  B29C 61/06 ,  B29K 23:00 ,  B29K105:02 ,  B29L 7:00

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