特許
J-GLOBAL ID:200903015746471141
ブラスト加工における加工パターンの拡大方法及び装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小倉 正明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-079163
公開番号(公開出願番号):特開平8-267360
出願日: 1995年04月04日
公開日(公表日): 1996年10月15日
要約:
【要約】【目的】加工パターンの加工幅を広くしてブラスト加工効率を向上させ、ブラスト加工面での加工深さを均一にしてブラスト加工面の品質を向上させる。【構成】圧縮空気供給源に連通する空気噴射管13の空気噴射方向前方のメインノズル42と空気噴射管13の間の研磨材供給源に連通する研磨材誘導室12より空気噴射管13の空気流とこの空気流により吸引された研磨材を吸引するサクション式噴射ノズルにより、研磨材誘導室12内の研磨材を空気流と共にメインノズル42より噴射する。二のサブノズル43,43をメインノズル42の研磨材噴射流の中心線αで対称位置に設け、各サブノズル43,43は研磨材噴射流の中心線αに対して互いに同一の傾き角度θを成し、且つ研磨材噴射流の中心線αに対してほぼ同位置へ向けて二のサブノズルの空気流を噴射する。この二の空気流によりメインノズル42の研磨材噴射流が幅狭で細長の流体断面に変形する。結果として被加工物の表面に幅狭で細長の拡大された形状、例えば楕円形状の加工パターンが形成される。
請求項(抜粋):
圧縮空気供給源に連通する空気噴射管の空気噴射方向前方のメインノズルと空気噴射管の間の研磨材供給源に連通する研磨材誘導室より空気噴射管の空気流とこの空気流により吸引された研磨材を吸引するサクション式噴射ノズルにより、研磨材誘導室内の研磨材を空気流と共にメインノズルより被加工物へ噴射するブラスト加工方法において、前記メインノズルの研磨材噴射流の中心線を介して対向する位置から前記研磨材噴射流の中心線に対してほぼ同位置へ向けて二の空気流を噴射することによりメインノズルの研磨材噴射流を幅狭で細長の流体断面に変形したことを特徴とするブラスト加工における加工パターンの拡大方法。
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