特許

J-GLOBAL ID：200903015747690246

電池容量低下警報装置

発明者： 出村 洋志
出願人/特許権者： トヨタ自動車株式会社
代理人 (1件)： 吉田 研二 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-271498
公開番号（公開出願番号）：特開平8-138758
出願日： 1994年11月04日
公開日（公表日）： 1996年05月31日
要約：

【要約】【目的】 組合せ電池の各構成電池の劣化・焼損防止と全体の動作時間保持。【構成】 直列に接続された構成電池2a〜2nからなる組合せ電池2において任意の構成電池2a〜2nの容量低下を検出して警報を発する装置であり、組合せ電池の放電電流を計測する電流計測回路8、組合せ電池2の端子電圧Vを計測する電圧計測回路6、放電電流と端子電圧から単位放電電流当たりの端子電圧低下量を計算し、その値が所定値を越えたとき警報準備信号を発生する演算回路10、警報準備信号が発生したとき、組合せ電池2の端子電圧VがVref よりも高い場合には警報許可信号を発生するコンパレータを有する。全体の端子電圧が高いにも拘らず任意の構成電池の残量がなくなれば警報を発する。

請求項（抜粋）：

直列に接続された複数の電池からなる組合せ電池において、組合せ電池を構成する任意の電池の容量が低下した状態を検出して警報を発する装置であって、組合せ電池の放電電流を計測する電流計測手段と、組合せ電池の端子電圧を計測する電圧計測手段と、前記放電電流および前記端子電圧から単位放電電流当たりの端子電圧低下量を計算する計算手段と、前記端子電圧低下量が所定の基準値を越えたときに警報準備信号を発生する警報準備信号発生手段と、前記警報準備信号が発生したとき、組合せ電池の端子電圧が所定の基準電圧よりも高い場合には警報信号を発生する警報信号発生手段と、を有することを特徴とする電池容量低下警報装置。