特許
J-GLOBAL ID:200903015749119406

PCBの水熱反応処理法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-216382
公開番号(公開出願番号):特開2000-005594
出願日: 1998年06月26日
公開日(公表日): 2000年01月11日
要約:
【要約】【目 的】 PCBを腐食性ガスを発生させることなく超臨界水よりも低温低圧で連続的に無害化処理し、熱損失を少なくしてランニングコストを低減できるPCBの水熱反応処理法およびその装置を提供することを目的とする。【構 成】 PCB溶液と、ナトリウムエトキシド、メタノールおよび炭酸塩からなるPCB分解剤との混合液を予備反応槽(22)で混合加熱して乳化状反応媒体を生成し、水熱反応槽(42)内で中和剤と乳化状反応媒体とを接触反応させることにより塩化ナトリウムとガス状反応媒体とを分離し、塩化ナトリウムをスクリュードラム(66)で掻き取って排出手段(70)により排出し、ガス状反応媒体は凝縮器(86)で冷却して分離槽(90)で分解油と中和剤とに分離する。【効 果】 PCBを効率的に水熱処理し、熱損失を少なくしてエネルギー消費およびランニングコストを低減し、保守・点検の負担を軽減する。
請求項(抜粋):
予備反応槽でPCB溶液と、ナトリウムエトキシド、メタノールおよび炭酸塩からなるPCB分解剤とを100°C〜250°Cで加熱混合して乳化状反応媒体を生成する工程と、278°C〜350°Cで100〜120気圧に維持された水熱反応槽に水酸化ナトリウム溶液からなる中和剤を圧入する工程と、水熱反応槽に乳化状反応媒体を圧入する工程と、水熱反応槽で乳化状反応媒体と中和剤とを接触反応させて塩化ナトリウムとガス状反応媒体に分離する工程と、水熱反応槽から塩化ナトリウムを排出する工程と、水熱反応槽からガス状反応媒体を取り出して冷却することにより液化して分離槽の上相および下相にそれぞれ分解油と中和剤を生成する工程とからなるPCBの水熱反応処理法。
IPC (3件):
B01J 19/00 301 ,  A62D 3/00 ZAB ,  B09B 3/00
FI (3件):
B01J 19/00 301 D ,  A62D 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 304 Z
Fターム (15件):
2E191BA13 ,  2E191BC01 ,  2E191BC05 ,  2E191BD11 ,  4G075AA37 ,  4G075BA05 ,  4G075CA02 ,  4G075CA03 ,  4G075CA57 ,  4G075CA65 ,  4G075DA01 ,  4G075EA01 ,  4G075EB01 ,  4G075EC11 ,  4G075EC12

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