特許
J-GLOBAL ID:200903015752118453

椅子における背もたれの支持構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 暁夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-343952
公開番号(公開出願番号):特開平10-179315
出願日: 1996年12月24日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】【課題】背もたれ4を背中支持部と腰支持部とに分離して、ロッキング時に腰支持部を背中支持部に対して相対的に前向き突出させるにおいて、人の体格や好みに応じた的確なサポート状態を付与する。【手段】背中支持部8が取付く傾動体10と座受け体5と第3軸12で枢着し、傾動体10に、腰支持部9が固着された第1リンク14の上端を枢着する。第1リンク14と傾動体10及び座受け体5とを、第2リンク17で連動連結し、第2リンク17と支持フレーム2とを第3リンク25で連結する。第2リンク17の高さは調節可能であり、第2リンク17の上端の第5軸18を、第1リンク14の縦長状ピン穴16に挿入する。第5軸18の高さを変更することにより、腰支持部9の初期姿勢と、背中支持部8に対する相対動の度合いとを調節できる。
請求項(抜粋):
脚体1の上端に設けた支持フレーム2に取付けた座体3と、ばね等の弾性支持手段に抗して後傾動する背もたれ4とを備え、前記背もたれ4を、人の背中を支持する背中支持部8と人の腰部を支持する腰支持部9とで構成し、これら背中支持部8と腰支持部9とを別体に分離するか又は屈曲自在に連接して成る椅子において、前記背中支持部8を、前記座体3又は支持フレーム2に後傾動自在に枢着した傾動体10に取付け、傾動体10又は背中支持部8に、前記腰支持部9に固着した第1リンク14を、その上端を中心にして前後方向に回動し得るように枢着し、前記傾動体10と第1リンク14とを、それら傾動体10と第1リンク14とに回動自在に枢着した第2リンク17で連結し、更に、前記支持フレーム2と第2リンク17とを、それら支持フレーム2と第2リンク17に回動自在に枢着した第3リンク25で連結し、第3リンク25によって第2リンク17の回動を抑制することにより、傾動体10の後傾動に連動して第1リンク14がその上端を中心にして相対的に前向き回動するように設定していること、を特徴とする椅子における背もたれの支持構造。
IPC (2件):
A47C 1/032 ,  A47C 7/44
FI (2件):
A47C 1/032 ,  A47C 7/44

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