特許
J-GLOBAL ID:200903015753142862

補正手段を備えたジョイスティックレバー装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 廣瀬 哲夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-014842
公開番号(公開出願番号):特開平7-210312
出願日: 1994年01月13日
公開日(公表日): 1995年08月11日
要約:
【要約】【目的】 変位検出器の出力値データを設計仕様に略一致するよう補正するにあたり、レバー手段の変位量と変位検出手段の出力値とがヒステリシスを存する関係で変化するものであっても、正確な補正が行えるようにする。【構成】 プラス側変位点から中立点に複数回レバー操作したときのプラス側実測中立点データの中央最大値データと、任意のマイナス側変位点から中立点に複数回レバー操作したときのマイナス側実測中立点データの中央最小値データとをそれぞれ算出し、これら各中央値データを平均化処理して平均実測中立点データ(E0av)を算出し、これに基づいて変位検出手段の出力値データを補正するように構成してなる補正手段を備えたジョイスティックレバー装置。
請求項(抜粋):
中立点(X=0)を中心としてプラス側(ax)とマイナス側(in)とに変位されるレバー手段と、該レバー手段の変位量(X)に応じて比例的に変化するデジタル信号(Ex)を出力する変位検出手段とを備えたジョイスティックレバー装置において、レバー手段を任意の変位点(X)から中立点(X=0)に変位させたときの前記変位検出手段の出力信号を実測中立点データ(Ex=E0)として取り込んで記憶し、該記憶した実測中立点データに基づいて変位検出手段の出力値データ(Ex)を補正する補正手段を備えるにあたり、前記補正手段には、任意のプラス側変位点から中立点に複数回(n回:nは1を含む整数)レバー操作したときのプラス側実測中立点データ(E0ax1、E0ax2、・・・、E0axn)の中央最大値データ(E0max)と、任意のマイナス側変位点から中立点に複数回(n’回:n’は1を含む整数であって、nと同じであっても異なっていても良い)レバー操作したときのマイナス側実測中立点データ(E0in1、E0in2、・・・、E0inn’)の中央最小値データ(E0min)とをそれぞれ算出し、これら各中央値データを平均化処理して平均実測中立点データ(E0av)を算出し、これに基づいて変位検出手段の出力値データを補正する中立点データ補正手段が設けられていることを特徴とする補正手段を備えたジョイスティックレバー装置。
IPC (2件):
G06F 3/033 330 ,  G05G 9/047

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