特許
J-GLOBAL ID:200903015765136710

画像データ復元装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 史旺
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-202987
公開番号(公開出願番号):特開平5-056272
出願日: 1991年08月13日
公開日(公表日): 1993年03月05日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、多値画像を直交変換符号化方式で符号化して得られる符号データから画像を復元する画像データ復元装置に関し、直流ブロックを高速に復元する際に、画像データの精度の低下を防ぐことを目的とする。【構成】 直交変換符号化方式による符号データから係数行列を復号する復号手段101と、係数行列を逆直交変換処理して各ブロックの画像を復元する逆直交変換手段102と、直流ブロックを検出するブロック検出手段103と、直流成分の値を右へnビットシフトするシフト手段111と、直流成分の下位nビットの値に応じて、シフト手段111の出力に対する丸め処理を行う丸め処理手段112と、ブロック検出手段103による検出結果に応じて、逆直交変換手段102の出力と丸め処理手段112の出力との一方を選択して、1ブロック分の画像として出力する選択手段104とを備える。
請求項(抜粋):
多値画像を2m ×2n 画素からなるブロックごとに直交変換し、得られた変換係数からなる2m 行2n 列の係数行列を符号化する直交変換符号化方式による符号データから前記係数行列を復号する復号手段(101)と、前記係数行列に対する逆直交変換処理を行って、該当するブロックの画像を復元する逆直交変換手段(102)と、前記係数行列に含まれる零以外の値を持つ有効係数の数に基づいて、有効な交流成分を持たない直流ブロックを検出するブロック検出手段(103)と、前記係数行列に含まれる直流成分の値を右へnビットシフトして、前記直流成分を2n で割って得られる商の整数部を得るシフト手段(111)と、前記直流成分の下位nビットの値に応じて、前記シフト手段(111)の出力に対する丸め処理を行う丸め処理手段(112)と、前記ブロック検出手段(103)による検出結果に応じて、前記逆直交変換手段(102)の出力と前記丸め処理手段(112)の出力との一方を選択して、1ブロック分の画像として出力する選択手段(104)とを備えたことを特徴とする画像データ復元装置。
IPC (3件):
H04N 1/41 ,  G06F 15/66 330 ,  H04N 7/133

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