特許
J-GLOBAL ID:200903015770906817

零相電流検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-184295
公開番号(公開出願番号):特開平5-026933
出願日: 1991年07月24日
公開日(公表日): 1993年02月05日
要約:
【要約】【目的】 潮流による零相電流による誤差を除去して地絡検出用の正確な零相電流を得る。【構成】 常時および地絡事故中を通じて変化しない基準ベクトルの電圧源として正相電圧18を作成する。そして、常時位相検定要素21により正相電圧18と潮流による零相電流7との位相差を検定し、位相シフト要素22により補償電流23を出力する。見かけの零相電流から補償電流23を減じて地絡検出用の零相電流を出力する。事故時は、事故直前の演算結果を使用して補償電流23を求め出力を継続する。
請求項(抜粋):
系統の各相電流を検出しそれらの算出和から見かけの零相電流を求める零相電流検出手段、上記系統の各相電圧を検出し正相電圧を演算出力する正相電圧演算手段、上記各相電圧から零相電圧を検出する零相電圧検出手段、上記零相電圧が所定の値以下のとき上記正相電圧の位相を上記見かけの零相電流の位相に変換しその大きさを上記見かけの零相電流の大きさに変換演算して補償電流として出力し、上記零相電圧が上記所定の値を越えたときは越える直前の上記変換条件を保持して出力を継続する補償電流演算手段、および上記見かけの零相電流から上記補償電流演算手段の出力を減算して地絡検出用の零相電流として出力する減算手段を備えた零相電流検出装置。

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